エンジン脱着、エンジンルーム内レイアウト



完成!
請求書をメールしますので入金確認しだい発送致します。


プロペラシャフトの傷の元は このリヤEXテンションブッシングです。ココがイマイチなのはオーバーホール時から分かってましたが許容範囲内の判断で納品してます。このミッションは1度プロペラシャフトがネジ切れる?に近いトラブルを経験してます。メインシャフトの一番後ろのスプラインが曲がっておりプロペラシャフトが刺さらずベビーサンダーで削って入るようにしてあります。トラブルの時にこのブッシングが破損したただけで無くミッションケースまで傷だらけに成ったため、ミッションケース側の穴を拡大しサイズ違いのブッシングが入れてありました。写真左が標準、右か付いてたオーバーサイズ。コンマ単位のクリアランスがベストですが1mmほどありますのでガタが有り コレがプロペラシャフト傷の元です。5速ミッションには4速ミッションには付いて無い、メインシャフト後方にシャフト振れを防ぐベアリングが付いてますので、何とか持ちこたえてくれの組み立てです。完璧に直すにはリヤケースアッセンブリー交換が必要。リヤOILシールからの滲み、漏れ具合を聞く限りでは乗ってられる状態と想像しますが、何の対策もせずの納品では寂しいでしょうからブッシングを外し多穴仕様にしグリスを詰め込んどきました、場所柄 グリスは長く持続すると思います、効果はしばらく様子を見ないと何とも言えませんネ
このミッションに限らず多かれ少なかれどの56型、60型も似たようなモンです、組み上げる側は 依頼されたミッションの中で最善を尽くす、依頼者はベースが錆だらけだろうがゴミ状態だろうが、プロに依頼したんだから新品によみがえる!!とのギャップは今後も埋まる事は無いでしょう


何とか音色変わってくれヨの願いを込めたメンドラB/g交換です。グリスをたっぷり詰め込んで組み込みました、シールドタイプじゃあありませんので最初だけで後は流れ出てミッションOILと同化しちゃうでしょうが、音色確認・点検には宜しいかと思います。右が交換部品、同封しときます。
結果論ですが、納車時に保管しといて見せた 交換部品を全部 持ち帰ってもらっとけば良かったですネ、ギタギタだったフロントケースも。交換した各ベアリングだけで無く、錆びて固着してたハブやスリーブを、今回のような音が出た時、交換部品を改めて見れば、元はゴミなんだからしょうがない、とだいぶ考えが違うような気がする。綺麗にレストアされたミッションケース見てれば過去は忘れ、誰だって完璧を望みますからネ、悪いコッチやありませんが、私がよくレポートに書くように、年増好きを厚化粧で騙してるだけ、40歳過ぎのオバさんをAKB48には出来ませんからネ
コレはバネット5速(RS5W60A)のシザースギヤ付きカウンターギヤ。60型5速の最終版でギヤ唸り音対策で付けられた仕様
シザースギヤ付きに代えれば異音が消えるとは言わない、代えても全然変わらないかもしれないが、今回はベアリング破損での交換では無く、ベアリング交換で音色が変わってくれないか?なので、このような異音対策も有るを上げておきます。
だいぶ時間経っちゃったけどミッション降ろします。結論から言うと音は出てるけどベアリング破損に繋がる異音じゃあ無いから、近くの常連サンなら試乗し音を聞き『音は出てるけど音色調整は出来ないからこのまま乗ってろ、最初 しばらくは音出てなかったんだから その内 音色変わるかもしれない 変わらなくても 数十年物のミッションなんだから諦めろ』で終わりです。
しかし・・・わざわざ工賃払ってのミッション脱着依頼し、梱包・発送だから ソ〜わ行かないよね、バラしてメンドラB/g交換して納品します

アッ!悪気は無かったろうし、気がつかなかっただけだったろうけど、ミッションメンバー付けて送ってくれてると親切です、新品メンバー削って付けました、作業テンションけっこう下がるモンです、お互い次は無いとベストですが 有るといけないので一応 言っときます

ミッションからの異音?点検で預かってからだいぶ経つ、送る前にメールよこせば段取りを打ち合わせてから送らせるのだが、どのお客もコ〜ユ〜時はメールせず送って来る、全員。お互いの考えの相違だろうが 普通のクルマ屋との区別がつかな過ぎ、このお客に限らず全員。今も4〜5台 持って来るんじゃあねぇと待たしてる。お客様のクルマページの但し書きがけっこう効いてそう
ようやく搭載車両のエンジンが掛かりそうなので梱包を空け積みます。

MDI お買い上げありがとうございます
A型チューン、スポーツキャブ装着車の必須アイテム。コレを付けずにキャブセッティングしても全くの無意味がピットロードの考え
スポーツキャブ装着車なら99%起きる2000rpm前後付近のグズ付き、完璧は無理ですが MDI装着でだいぶ緩和されるとイイですネ


いつもの試乗コース 川村記念美術館。綺麗な背景をバックにお客さんのクルマを撮影しUPする最後のサービス
快調です、今の所どこも異常なし、これからリフトUPし各部をチェック、お盆休み明け早々引き取りに来て頂いて結構です。

仮り組み完了。スッキリしたレイアウトでしょう?見えなくなっちゃう舞台裏に手間暇掛けてますから。何てことなく付いてるOERキャブですコレって凄い事なんです。クーラー付きは助手席側インナーフェンダーを このよう思いっ切りブ叩き凹まさないとファンネルは付かない、コレでもファンネルとクーラーホースは当たりっぱなし。キャブの同調とるのも大変だし、ファンネル付きのままキャブ脱着がギリギリ出来る整備性最悪。う〜ん・・・ココのクーラーホース、短いのを少ロッドで作ってくれるトコ探してみようかな?ココが面倒でプライベーターの多くはクーラー外しちゃうんだよな、もったいない

サニトラオーナーってOILキャッチタンクにあまり興味無いよね?勧めてもド〜せ買わねぇだろうとブローバイホースの先に空き缶挿して終わりが今まで。年々チューニング費用掛けてくれるサニトラに空き缶は無ぇだろうと 前から安くて格好良いOILキャッチタンク探してたら 本体9.800円ながら色々な機能を備えたのを発見。付随パーツ追加しても2万円以下で収まりそうなので商品設定しようかと考えてる。このサニトラをカタログ作りにちょっと使わせてもらっちゃおう。B310用シリコンラジエターホースが切ればクーラー付きサニトラに付きそうなので後でUPします

エンジン・ミッション・タコ足は一体で動くから紙1枚入ればOK、隙間2mmくらいかな?チューンドカーはどこの箇所もギリギリが格好イイよな。エッ?これで大丈夫?と不安になるくらいギリギリがイイ、特にエンジン、危なければ危ないほどパワーUPし速くなる、余裕を持って、安全に、壊れないようにであれば、チューンUPする必要ないからネ
タコ足、マフラー フロアーに当たらず! A12→A14載せ替えでフロアー凹ます加工無しは初めてかも。エンジンブラケット10mmオフセット加工が功を奏したと思いたい、比べて無いので定かではないが、、、。喜んでたら56→60ミッションメンバーにタコ足が接触、仮止めの時は5mmくらい隙間が有ったので行けるかな?と期待してたんだけど本締めしたら接触。タコ足屋もPitroadミッションメンバーに合わせ製品化はしてくれねぇよナ?ベタ当たりじゃあ無いので斜めに5mmくらい削れば強度損なう事なくクリアー出来そう

バックランプS/W外さずサニトラに60型ミッション搭載
位置決めし、ホルソー大とホルソー小で穴開けしオムスビ形状の凸凹をリューターで修正、タッチアップペイントで錆止め処理し下廻り完了。ミッション側でバックランプS/W脱着可能にするとフレームへの穴開けが大きくなるため脱着は車内からを選択。派手な改造に見えぬよう日産純正部品フロアー水抜きゴムで蓋をするよう車内から穴開け、この地味なゴムを外しバックランプS/W脱着します。一般自動車整備工場にクラッチ交換依頼出来るようにと、サニトラを全然知らない整備士が新車からこの造りになってると勘違いするよう加工したつもり、出来てますでしょうか?


オーバーホールした正5速(FS5W60B)を載せます。オーナーからバックランプS/Wを外して手動S/Wにするのでは無くバックランプS/Wをそのまま正常に作動させたいとのリクエスト。カタログに載せていない作業はお断りしていますが、今回はA14-1.5L新規制作、T/M-O/H、その他、沢山お買い上げ頂きましたし、バックランプS/W作動させてくれるなら、金に糸目はつけねぇ、そんな事言ってねぇか?(笑) やってみましょう。
写真右の←マーク、ボディーと干渉している所にバックランプS/Wが付きます、メクラ栓を付けた手動S/Wの場合、タイヤレバーで当たっている所をコジ開けミッションメンバーボルトを締め1〜2mmの隙間を確保しています。今回はココにバックランプS/Wを付けますので袋状のフレームに位置合わせをしホルソーで穴を開けます。バックランプS/Wが収まるスペースは確保出来ますが、脱着を行うには さらに運転席側フロアーに穴開け加工が必要。配線はどちらかの穴から通せるか?もう1ケ所穴開けするか?作業を進めながら決めましょう。ミッション脱着2回じゃあ決まらないだろうな?出来れば3回くらいで決めたいものです。
この作業をUPすると依頼が来るだろうからやめとくか?とも考えましたが、返ってUPした方が加工・改造の大変さが伝わり、ボッタクられるんだろうな?が分かり、依頼は来ないだろうとUP
ストリートチューンにしては 大変、面倒な加工・改造の部類に入るが、やらなくてもイイ?、やっちゃあいけない?事ばかりのTSサニーメンティナンスと比べれば 大した事じゃあない

エンジン搭載、けっこうハイペース。次のミッションにけっこう手間暇が掛かる作業が待ってるもんで、、、
エンジン載せる前に ピットロード流レイアウトにするため エンジンルーム内を叩いたり、穴開け加工、他、を施します。ソ〜言えば 普段 気にした事はないが、お客から ア〜してくれ、コ〜してくれ、と言われた事ないな、怖くてリクエストしずらいのかしら?(笑) ココを見てて依頼検討中の方、ウチにはウチのヤリ方が有る!のコダワリは特に持ってません、よけいな事やらず1万円でも千円でも安く、のリクエストの方が作業が楽で早く終わります、遠慮なくお伝え下さい、怒りませんから(笑)
助手席側のインナーフェンダー、叩いた後 缶スプレー塗装してある訳ではありません、水アカを落としただけ、上手い具合に塗装剥がれず凹ませられました、タッチアップペイントはしてありますが

エンジンブラケットに10mmトオフセット穴開けを施しエンジンを下げる。口で言うのは簡単ですが、実際に行うと、メカポンカバーに当たるなど細々とした加工が必要。仕上がりは大した出来ではありません、特殊技術がいる訳でも有りませんし、特殊工具も不要、やろうと思えば誰にでも出来ますが、誰がやっても労力に合わない膨大な時間が掛かりますので誰もやらないのだと思います。

このINマニは切った・貼った しなくちゃあ付かないのは分かってるピットロードでも、本来は無加工ボルトオンで付くはずの新品ですから、削っては合わせを繰り返し数時間掛けての加工は精神的に辛いです。エンジン搭載のままINマニ合わせをして取り付けるプライベーター達に同情します。因みにこのタコ足のアキレス腱、1番のINマニとEXマニを共締めする箇所、誰に見られても恥ずかしくないようナット単品で脱着できるよう加工しました。エンジン脱着なんてのは簡単、チューンドエンジンはこのような加工に脱着に掛かる以上の数倍の時間が掛かります。特にピットロードの場合、第三者に見られても大丈夫なように加工しなくてはならないので なおさら、パーツが付いてエンジン掛かればイイか?の作業であれば数分の1の時間で済みます。

ピットロードに入庫するサニーに一番最初にやる作業がコレ、TSサニー全車がやってるフード受け、整備性抜群です。コレで作業したら もう標準フードサポートロッドおっ立てて作業しようって気にはならない。昔はフードヒンジに穴開けしドライバー差して作業してたんだけど、最近はTSサニーやってる店でメンティナンスしたナゴリを残そうと 私の夏休み工作ですが 遊び心をサービスしてます

A12とA14/A15シリンダーブロック長差は15mm、たかが15mmタコ足が上昇するために フロアーを叩いたり、ミッションメンバーに干渉する箇所を削ったりと取り付けに苦労します。エンジンブラケット穴開けで15mmオフセットは無理だが 10mm前後は下げられるのでピットロードではブラケット加工します。コレもTSサニーのノウハウ、TSは可能な限り下げたいしミッションメンバーとの微調整も出来る、細かい事言うと水平も微調整しキャブ油面変動にも役立ちますから。TSサニーはこのようにスポットライトを浴びる事の無い地味な加工の集大成なのです

エンジン、ミッション取り外し完了
ウ〜ン・・・やはり翌日だとインパクトねぇな、頑張って入庫日に終わらせとけば良かったと後悔。ド〜せ同じ事やるなら人と同じじゃあ意味無い、エンジン制作も、ミッションO/Hも、デフO/Hも、ド〜せやるなら他よりも早く、他を上回るようにを心がけてる。出来てる、出来て無いの判断は依頼者ですネ
クラッチがイマイチ通り越し、よくこんな状態で踏んでるな、くらい酷かったです、たぶん?ワイヤー、コレ直すだけでもだいぶ快適になるはず

新潟県→千葉県 片道4時間掛けての来社・入庫、お疲れ様・ご苦労様でした。必ずや わざ々遠い A型サニー専門店ピットロードに持ってって良かったと思われる仕上げで納車致します。

昼過ぎにお預かりし、その日の内にエンジン・ミッションを降ろし 驚かせたかったんですが、ちょっと時間が足りなかった、、、明日 台風が予報より早く接近せず大雨、大風でなければエンジン・ミッション降ります。ボルト&ナット類は全て取り外し済み、後は降ろすだけですから



過去のメンティナンス