A12-1.3L 新規制作


完成







地味な加工ですが重要、大切、時間掛かります。コレやってるとTS1300造ってる、って感じになります。ピストンやカム組み込みと違いツマラナイでしょうが もう少し我慢下さい


シリンダーブロック加工 完成


crank pickup pullye KIT
TSサニーの定番 クランクピックUPプーリーkitが仕上がって来ました。どんなに高価で優れたパーツで組み上げても コレが付いてないとTS-1300とは言えないパーツ。スミスクロノメトリックタコメーターのギヤBOXが後付けでも装着できるようにしてあります。安価で入手できるチャンスが有りましたらリスタードサニーにも ぜひスミスを!
コレで Pitroadアルミロッカーカバー+クランクピックUP+TOMEIアルミオイルパンと 見た目はどのTSエンジンに劣らないフルチューン!デモカーとして、イベント展示でボンネットを開けるのが楽しみになると思います

10/18 A12シリンダーブロック発送
亀有から電話が有ったのが10/15(金)の夕方。週明け10/18(月)には代わりのA12シリンダーブロック発送。内燃機屋の仕事の段取りは見えない、発送が1日遅れたがために作業が1〜2週間後になる事は弊社でもザラにある。コ〜ユ〜のは 1日でも1分1秒でも早く


8/5にシリンダーブロック ボーリング&ホーニング加工依頼したA12シンダーブロックの1番と2番に巣穴が空いたと連絡が入った。昔ならA型ブロックはゴロゴロしてたし値段も二束三文だったから迷うこと無く巣穴が空いたブロックは破棄し 新たなブロックで加工し直すのは当たり前の事だったが、令和の今 二束三文価格入手は難しい。A型にしては チョッピリ高価なスリーブ入れボーリング依頼。内燃機屋から再度連絡が入り、4番も僅かだが巣穴が見られ ブロック肉厚を考慮すると 出来ればスリーズ入れは、、、との事なので、代わりのA12シリンダーブロックで加工し直す事にした。

ハズレのブロックだったと言う事になるが仕方ない、コ〜ユ〜時は全て組み上がりエンジン始動、慣らしの最中にウォータージャケットと貫通したら全て一からやり直しな訳だから それよりは良かった?と 思うしかないのが、、、エンジンチューニング・・・

40/33Φ-7mmビッグバルブレース用ヘッド完成
後はシリンダーブロックボーリングと亀有77Φ鍛造ピストンの納品待ち。遅ぇぞ 亀有! なんちゃって 亀有が遅い訳じゃあ無く 内燃機屋が大忙しで遅いんですが、依頼しちゃえば 私の知ったこっちゃあ有りませんので 遅ぇぞ!と 吠えときます(笑)
パワー、速さは言うまでもなく大切・重要ですが、綺麗に・綺麗に・綺麗に がPitroadのモットー、なってますでしょうか?
スタットボルト オール新品は当たり前、見て欲しいのはスタットボルト跡を埋めるシズミプラグ、コレが私の拘りです
燃焼室容積測定 水メクラ栓を新品に交換
バルブ擦り合わせ バルブシートW、バルブOILシール 強化バルブスプリング
バルブガイド&シートリング入れ替え、ヘッド面研、マニホールド面研磨 リング入れ替えの段付き修正


亀有40/33Φ-7mmビッグバルブ、亀有強化バルブスプリング、亀有チタンリテーナー、亀有バルブキャップ7mmステム用。今回は亀有に存在するA型パーツを全部使って組み上げます。
9月18日ヘッド加工 到着


TOMEIアルミオイルパン入荷
構成パーツのアルミガスケットも一緒に取り寄せました
う〜ん・・・格好イイ♪ パワー、速さも重要だが、デモカーとしての宣伝効果には抜群! チタンバルブとお値段は同じ、アッチは見えなくなっちゃう、コッチは見えて 皆に羨ましがられる、コッチの方がイイよな?


Opt'オイルポンプ
高価で貴重な プレミア製品 Opt'オイルポンプが同封されてましたからオーバーホールしましょう。シリンダーヘッド&シリンダーブロック加工は時間掛かるでしょうから その他 のパーツ&メンテナンスでお楽しみ頂ければと思います
高価で貴重な プレミア製品 Opt'オイルポンプが同封されてましたからオーバーホールしましょう。シリンダーヘッド&シリンダーブロック加工は時間掛かるでしょうから その他 のパーツ&メンテナンスでお楽しみ頂ければと思います


日産純正ノーマルパーツ付属に ご協力を、、、
B310用エンジンブラケット左右、B310用ブローバイパイプ(写真上)、ノーマルカムシャフト、3点が送られて来たパーツの中に入っておりませんでしたので、もし?お持ちであれば送って下さい。
どれも少し前であれば、欲しいならタダで差し上げましょうか?の ゴミでしたが 年々貴重品に成りつつあります。まだプレミア価格が付くほどではありませんが ノーマルカムなどは先日のヤフオク落札価格10.500円、Pitroad販売価格9.000円でしたが 値上げせざるを得ません、仕入れが高けりゃあ 高く売りゃあイイってモンじゃあ無く、物が無いので 今後はノーマルカム先送りじゃあ無いとハイカム売れません、も 近そう。ブローバイパイプは無ければ付いてたのを切断、溶接して使いますが、他のパーツとのバランスから 出来れば無加工品を付けたい。何て事なさそうなB310エンジンマウントですが、コレを新規製作するとなると結構大変
お持ちで無ければ 今はPitroadでご用意できますが 多少の中古部品代は掛かります事をご了承下さい。エンジン製作依頼予定者のためにUPしときました。


Rocker Valve / Push Rods / Lifter
地味でツマラナイ?ロッカーアーム周り、つい々 まぁ・・イイか? に 成りがちな所ですが、OHV プッシュロッドエンジンには大切で重要な箇所。適当に組み上げ 動きが渋く パワーロスしてるA型チューンがほとんど。フルレスアして組み上げ。


high lift camshaft


crankShaft
A12クランクシャフト、曲がり修正、ダイナミックバランス、OIL孔拡大・シズミプラグ取り付けに外注加工依頼。いつも依頼前にチェックします、曲がり過ぎのクランクの場合は破棄し別のを使います、持ち込みの このクランクは大丈夫でした、コレをベースに加工します


8/5 亀有エンジンワークスに発送
千葉県では現在 内燃機加工の仕上がりが激遅。1ケ月待ちなんてのは早い方で 2ケ月、3ケ月待ちは当たり前。依頼者から急がされてる訳では無いがエンジン製作ってのは作業進行状況のリズムってのも重要。そこで考えたのがPitroadよりは遥かに内燃機加工外注依頼が多いであろう?亀有エンジンワークスに頼んでみる事にした、ついでと言っては何だが、鍛造ピストン、ビッグバルブ、その他、出来るだけPitroadパーツでは無くKAMEARIパーツを選択。コレは部品も買うから内燃機加工急がせてネ、の思惑もあるが、依頼者restoredとKAMEARIもビジネス取り引きが有るので、シリンダーブロック&シリンダーヘッド加工が仕上がったら 部品と一緒に送り先はPitroad、納品・請求書はrestoredへ、と言う ビジネス配慮も含まれる
KAMEARIを介したからと言って激早は無理だろうが、少しでも早まれば、、、


cylinder Head
粗削りが終わったので内燃機屋にバルブガイド取付、バルブシートリング交換&シートカット、ヘッド面研に出します。加工から帰って来たら 微調整・最終仕上げを行います、ブロック、ヘッド加工仕上がりまで しばらくUPはありません。
チタンバルブのリクエストに応えられなく申し訳有りません。チタンバルブはUSAからの輸入品、新型コロナの影響で流通が滞っており入荷の目途が立ちません、今回は通常の40/33Φ-7mmビッグバルブで我慢して下さい。


千葉県Pitroadから遠く離れた鳥取県リスタード。会社&自宅に居ながらmyマシンのエンジン制作が見れるレポート、お楽しみ頂けてますでしょうか?
今から17年前、2004年からスタートしたTSカップにPitroad参戦とrestored会社設立が偶然重なり、ネットからカーボンボンネット提供を受けたのがお付き合いの始まり。同年、岡山県T1サーキットで開催される2004ニスモフェスティバルにPitroadサニー#22号車と#23号車 2台招待された。#23号車の方は完成車だが、日産ワークスドライバー都平健二選手ドライブ予定 #22号車の方はフルレストア、新規製作に近い、稲田社長に 『今 ニスフェスに向けマシン制作中、フェンダー、ドアー、その他 全て作ってサーポートしてくれないか?』 と まだ付き合って間もない 一度も行き会った事も無く メールと電話で数回コンタクトしただけの相手に無謀なリクエスト。無理ですよ、と断られるだろうと予想してた稲田社長の返事は 『分かりました 間に合うよう制作し送ります』 それからネットに#22号車 制作レポートUP開始、アクセスは鰻上りで 設立したばかりのrestordにとって良い宣伝になった と 喜んでもらえた。
2004 ニスモフェスティバル当日 奇跡が起きた! #22リスタードPitroadサニーはオープニングラップでスピン! コースに復帰したものの前車は見えずブッチギリの最下位、誰もが“終わったナ”と思う中 ココから日産ワークスドライバー都平健二ドライビングショー スタート! アクセルでマシンの向きを変えるってア〜ユ〜事なんだろうな?と観客の目を釘付けにしながら怒涛の追い上げ 全車を抜き去り 2位に大差を付けトップでチェッカー! オイ・オイ・オイ・漫画じゃあねぇんだからヨ、ドラマだとしても 参加者全員に台本渡し このように演出して下さい と 指示しても 出来ないだろう?を 見事 都平選手が演じてくれました、、、
Pitroad佐野にとってもrestored稲田にとっても忘れられない一日で有ったと共に、今 思えばだが、その後のクルマ人生に大きな影響を与え、今回のレポートに繋がってるんじゃあないだろうか?


マニホールド面 水穴メクラ栓取付。水が漏らなければイイってモンじゃあ無い、コ〜ユ〜地味な箇所はキチッと決めたい。コ〜ユ〜所をちゃんとやってるのがプロで マァいいか?で済ますのがアマ。コ〜ユ〜所がいい加減なのはエンジン掛ける前からダメエンジンなモノ
シリンダーヘッド水メクラ栓交換。ココはよほど腐ってでもない限り交換はしない。水メクラ栓の中でコレだけ交換が超面倒だから、素人は失敗してヘッド壊しちゃうから真似しない方がイイ。ココを交換するのは安価仕様ヘッドとの格差を付けるため、Pitroadヘッドでココを交換してあるのは 気合が入ってるヘッド、お客様 大金使って頂きありがとうございました、の証です(笑)
cylinder Head


8/2 内燃機屋に外注依頼予定
ボーリング&ホーニング、EXバルブ逃げ加工X4ケ所、上面最小研磨

ブロック砂落とし。今時の若いTSメカでやってるのいるのかな?いねぇよな? Pitroadは全部じゃあないがTS1300は なるべくヤルよう心がけてる。1970年代のTSサニーは 皆 やってたからネ、年寄りメカがやってると似合うかな?と思って(笑) コ〜しねぇと10000rpm回らないと信じ込んで光らせてた、、、バカだったけど 夢いっぱいだったあの頃を思い出しながらの ブロック砂落とし


OILメイン通路、完璧な洗浄を行うためメクラ栓を取り外し、脱着可能なシズミプラグ取付
TS1300レース用エンジンですので、同じ77Φピストンを使うストリートチューンA12-1300とはシリンダーブロック加工に掛ける手間暇がだいぶ異なります。全開走行とクーリングラップを繰り返せるタイムアタック形式走行会と違い、TSレースはスタートしたらチェッカーまでフル全開走行!ペースダウンしてはレースになりません。高油圧&高吐出量Opt'オイルポンプ性能をフル利用するため全てのOIL通路を拡大。標準シリンダーブロックOIL通路は行き止まり、いくら丁寧に洗浄しようとしても行き止まりに溜まったパウダー状のヘドロを取り除く事は出来ません、全てのメクラ栓を取り除き、完璧な洗浄が出来るよう加工するのがTSシリンダーブロック。トップチームのほとんどは毎レースごとにオーバーホールしますし、下位チームでも最低でも1シーズンごとのオーバーホールはしますので、TS1300レース用エンジン新規制作には必須の加工となります。
カムシャフトOIL通路拡大 クランクシャフトOIL通路拡大&シズミプラグ取付
OIL戻し通路拡大
OILポンプによりロッカーアームまで導かれたOILを素早くオイルパンに戻すためOIL戻し通路を拡大。大して変わらないのでは?で 行わないのはストリートチューン、悪い事ではない。たとえ例が適格では無いかもしれないが、FRPバンパーでも鉄バンパーでも大差ありませんよね?大差無いかもしれないが 理に叶っていれば取り入れるのがTS1300!全ての加工&パーツに言えます。
油温100°でサーキットを疾走する時とは違いますが、冬の寒い時期のOIL交換、OILが中々下がらず ロッカーカバーOIL注入口までOILで一杯になりますよね?


まだ新品が入手できる部品は全て取り外し新品を取り付けます
レベルゲージガイドなどは再使用可能ですがダメです! 1ケでも マァ・・・イイか?に してしまうとエンジン全体が マァ・・・イイか?の 仕上がりに成ってしまうモノなのです。
cylinder Block


7/20 ベースエンジン到着

鳥取県でカーボン、FRPパーツ製造・販売しているリスタードよりA型エンジン新規制作を受け賜わりました。搭載サニーはリスタード デモカーTS310クーペもどき。もどき なのでA12〜A15ベース どれで行くかを決めるのはこれから。A15-1.6L走行会仕様も有り得ますし、A12-1300でTSカップへ殴り込みも有り得ます。何はともあれエンジンコンプリートの見た目が格好良く、超高価そうに見え、コレは絶対フルチューンだ!に見える見栄えは譲れませんので、とりあえず ↓ 下記3点のパーツ装着は決めました。制作レポートをお楽しみに









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