エンジン搭載、その他
B120


完成!・・・と言いたいトコだがファンネルがクーラーホースに当たって付かない。切った貼ったは無理そうなので、短いカールファンネルを見つけて付けるしかなさそう。

1度納車し2週間ほど慣らしを行って来たのでタペット調整。

M.D.I.とMDI専用コイル取り付け。

NISMOフューエルポンプはガソリンタンクのすぐ側に取り付け。エンジンルーム内に取り付けタンクから吸うより送り出す方が良いから。エンジンルーム内に付けると真夏の炎天下、エンジンルーム内の熱気がプラスされ電磁ポンプが空打ちしガソリンを吸わなくなるトラブル防止の意味も込められています。ピットロードで取り付ける場合イグニッションS/W ON・OFFでの作動では無く、別にフューエルポンプS/Wを取り付けます。
完成したエンジンルーム内の写真を取り忘れましたが とりあえず1度納車、慣らしが終わった頃 残りのパーツを付けましょう。

ステンタコ足&マフラー加工を外注依頼。ホームステイ先は 数十年来のお付き合いGarage Shirasaka。ピットロードからクルマで数分 歩いてでも行ける所にありますが、押して行くには遠過ぎるのでトレーラーで回送。

サニトラのタコ足はメーカー問わずで ボルトオンで付いた記憶は無い。削る、叩く、曲げるは当たり前? 想定内で仕事してるので『ひぇぇ〜これも合わねぇヨ』とは思いませんが、出来れば大加工せずに付いてくれればお客さんへの追加工賃が発生せず良いのだが、、、残念ながらこのタコ足もザックリ切断しての現車合わせしないとダメそうです。
タコ足は付くか?付かないか?を確認するためこの位置に持って来る必要がありますが、この位置に持って来るだけで アイドアーム削正、エンジンブラケット削正、フロアー干渉部分加工と結構時間が掛かります。

エンジン脱着
プライベートチューナーが一番嫌う作業かな? 私は仕事なので好き嫌いは特に無い。 A型サニーは、平成車やターボ車と見比べるとエンジンルーム内が空いていて楽そうに見えるでしょうが、フルノーマルならまだしも、エンジン脱着をやらない人がイジクリ回してあるのは整備性最悪が多いです、本人は分かってないんでしょうが、、、。これは1キャブのままで ほとんどイジッテないので整備性良いです。

新品INマニと新品タコ足ですがボルトオンでは付きません。まずはINマニ単品でも下側のスタットボルトに当たり付かないので削正。INマニ単品では付くようにしましたが、タコ足と合わせると全く付かないので、合わせては削るを何度も繰り返します。ただ付けば良いならそれほど時間は掛かりませんが、削り過ぎずギリギリを狙い、さらに綺麗に!を加えようとすると1日掛かりの作業となります。
削る量が多いので まずはベビーサンダーで荒削り、次にリューターで中間仕上げをし、最後にフラップホイール仕上げ。

車高調は取り付ける時だけで後は見えなくなっちゃいますから機能を果たせばOKなのですが、、、
仕上げ綺麗でしょう?特にアジャスティングチューブの溶接部分。私が作ってた頃は3ケ所 点付け溶接で完成。もちろんノントラブルですしキチンと機能は果たしてましたが、1度この仕上げで納品されてからは自分で作るのは辞めました。ピロアッパーマウントも弊社のは数千円割高、数千円高くてもクォリティの高い製品をお望みの方に、ご購入ご検討頂ければと思います。

ボルトオン車高調フルキットお買い上げありがとうございます
サニー店ならではのベースストラットが有りますのでストラット単品にして足回り専門店に送りました。完成・納品までしばらくお待ち下さい。
ん? なんでピットロードで作らないのか? 10年くらい前までズ〜っと自社で造ってました。私がノーマルスプリングの皿を削り取り、便利なショート加工用車高調キットが無かった頃はシェルケースをダルマ落しにして溶接、#23号車に今付いてるストラットまで私がやってました。足回り専門店に丸投げ外注依頼するようになったのは、現車をお預かりし自社で取り付ける作業が少なくなり通販がほとんどを占めるようになったから、綺麗なダンボールを空け仕上がり抜群のボルトオン車高調キットが現れた方がお客様のため。私がやって ちょっと溶接の見た目イマイチだけど剥がれちゃう事は無いからさぁ〜、、、の時代じゃあ無いでしょうからネ、製品は綺麗が1番!




A15-1600cc

エンジン製作工程