Pitroadクロスレシオスパーギヤ+フルOpt'仕様
群馬県



フロントケース交換&レストア
左が送られて来た直5に付いてた昭和のB110用お釜、右が平成サニトラ最終後期型に採用された 剛性の高いお釜。両サイドのリブが張り出してるから パッと見で 写真からでも違いが解るだろ?
Opt'クロス装着してた頃はお釜への拘りは無かった、古かろうが新しかろうが、クラッチワイヤー穴径が違おうがド〜でも良かった、、、Pitroadクロスレシオスパーギヤ販売開始した頃、TSサニーがどれも病的?に綺麗にする傾向になって行った、外見のみならず ド〜せ見えなくなっちゃうミッションorデフまでも新品のようにレストアするようになる。昭和のお釜は年数経過のみならず 鋳造精度が悪くレストア映えしないのです、そこで目を付けたのが56A最終モデル 平成サニトラ後期型お釜、Pitroadスパーギヤ フルオプション装着は 全部このお釜で組み上げてます


リヤEXテンション フルオーバーホール
クロスギヤ組み込み、シンクロorベアリングを新品への交換なんてのは簡単・楽チン♪ 直結5速ならではのアキレス腱 リヤEXテンション!! まだ新しかった数十年前は ココを分解するのは破壊しての分解が当たり前、まだ日産純正新品が たかが数千円で買えましたから、半日も 丸1日以上 分解に時間を費やしてるより 壊しちゃった方が早く・安価に出来たのです。あれから半世紀!もちろん日産純正部品は生産廃止、分解に失敗したら 直結5速再生不可能でパー! 20万前後で流通してた頃も高額でしたが 今のヤフオク落札相場は45万前後? なので2023年現在ココをオーバーホール出来るのはPitroad佐野のみ(笑) 、優れた整備技術でも、高価な特殊工具でもありません、直結5速への愛!と書いとけば格好イイんでしょうが、勇気と?チャレンジ魂と?・・・いや?ただ無謀なだけかも?(笑) 今回も何とか失敗せずオーバーホール出来ました、、、





コーン圧入
ただプレスで入れりゃあイイってモンじゃあなく
凄〜く大変!!なんです

Pitroadクロスレシオスパーギヤ

. 1st 2nd 3rd 4th 5th
Pitroadクロス . 2.173 1.630 1.398 1.181 1.000
NISMO クロス . 2.676 1.691 1.398 1.181 1.000
標準F5C56A 3.757   〜 2.374 1.659 1.291 1.000
. 3.800 2.800 2.600 2.400 2.200 2.000 1.800 1.600 1.400 1.200 1.000
日本のGTマシンも世界のエフワンも レーシングカーは全てスパーギヤ! スパーギヤが発する高周波音は車検・ナンバー付きストリートチューンには不向きと思っていたが 嬉しい誤算♪ GTカーがピットロードを加速して行く時に発する高周波音が格好イイ♪って事で 町乗りチューンにも大盛況!
1速がハイギヤード過ぎてスタートが心配 は皆が考える事。ご心配無用、筑波サーキットも富士スピードウェイのスタートも 1速2.676より1速2.173の方が勝ります。ギヤ比2.173は60型5速の2速ギヤ比と同じ、今までチューンドA型なのにノーマル1速3.757は、オバさんがサニトラに荷物満載、日光イロハ坂をエンストせずノロノロと発進できる1速なのに、ヒッチャキになってスタートしてた おバカさんを反省して下さい(笑)


シフトロッド3本を外注加工依頼に出しました。
だいぶ状態は悪かったです、半世紀前のだから 組み方がド〜の、では無く、今となりゃあ56AスペシャリストTSサニーメカじゃあ無いと無理だろうな? コレじゃあギヤも壊すわ!ドライバーのせいじゃあ無い。別物フィーリングに生まれ変わった56Aを納品します
ケースを割って中身を点検、依頼時に伝えられたとおり3速ギヤが逝っちゃってます。他は外観とは裏腹に程度良さそう。この後シフトロッド3本を外し、サーボ→ワーナーシンクロ変換用の加工に外注依頼します



ベースミッション B110直結5速(F5C56A) 2023.01.11 到着




用途は峠、時々走行会程度です。との事ですが Pitroadクロスレシオスパーギヤ+フルOpt' 760.000円新規製作(ベースミッション別)
ストリートチューン過去最高額56Aクロスミッションになります