H165アルミデフ オーバーホール
茨城県
チョッぴり自慢のPitroad H型デフ梱包ケース 多くのTSサニーチームがコレにスペアデフを入れ、富士or筑波サーキットのピット隅に置いて有るのを見かけた方も多いはず せっかくレストアしたデフを使い廻しのボロいダンボールに入れちゃあ全てが台無し、綺麗な梱包でフィニッシュし、コレはピットロードの作品!!、、、はチョッと言い過ぎ?(笑) |
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次の日曜日は富士スピードウェイなので、帰って来てから総チェック、ショートパーツも入荷するでしょうから、来週には納品できるかな?ってトコです | ||
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昭和のH165 LSDでは無く 最新バージョンLSDを組み込みますのでアルミデフキャリアの削正加工が必要、何度も々脱着を繰り返し、当たる箇所を削ります。新規組み込みですのでバックラッシュ調整も サイドB/g左右脱着を繰り返し、アジャストシム調整を繰り返しベストクリアランスにします。新規製作は オーバーホールの数倍 時間を要します | ||
リングギヤ面研が仕上がって来ました 硬い!硬過ぎるので内燃機屋が泣き入れます。本来は焼き戻し→面研→焼き入れ、の工程になるんでしょうが、大量加工ならともかく、コレ1個のためにセオリー加工すると超割高になるので 硬いのを時間掛けての面研 リングギヤボルトは、M11→M10変換ワンオフ強化ボルト、ワイヤーロック仕様のカラゲ線穴付き。 今回はリングギヤ面研だが、逆バージョンのリングギヤの間にスペーサーを入れ、本来装着できないLSDを装着したいバージョンのため、厚み違いのスペーサーも何種類か持ってます |
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LSDケース削正 | イニシャルトルク チェック | アジャストシム調整 | デフキャリアに仮組み |
t=0.050〜t=0.500 5種類のアジャストシムから選択しバックラッシュ調整を行います | ||
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ピニオンギヤ調整ワッシャーは t=3.09 〜 t=3.66 20種類からマイクロゲージ測定で選択 ピニオンナット締付トルク= 13〜25kg-m |
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そろ々 リングギヤ加工が仕上がって来るでしょうから組立準備 半世紀以上経った油汚れを 温水高圧洗浄機で吹き飛ばします! 洗浄ブラシでチマチマとやってるのと違い だいぶ楽できます。コレだけじゃあ全部の汚れは落ちませんので、ブラスト・電動ワイヤーブラシ・その他 を使い 新品以上の綺麗サにします |
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H165 3.9ファイナルaet取り外し完了! TSサニー富士スピードウェイにドンピシャ!TSサニーチーム達から羨ましがられるだろうな? 新しい高歯型なのでリングギヤ背面削正が必要、古い並歯型だったらボルトオンなのだが 新しい方がベスト! 内燃機加工に時間が掛かるので ちょっと取り外し急いだ。内燃機屋が遅い、と言うより 今の時代 手に職を付けて なんて若人 就職しないだろうから しゃあない・・・ |
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鉄デフから貴重な3.9ファイナルギヤsetを取り外します | ||
H165アルミデフ、だいぶ沢山オーバーホールして来ましたが、それでも分解するたびに、デフ機構・ベアリング・その他、半世紀以上経過してますので時代を感じます。再使用する部品はアルミデフキャリア以外全く無いです、正にジィちゃん・バァちゃんの大手術、ピチピチギャルには生まれ変わりません事をご了承の上
ご依頼下さい それとH型デフは、スカイラインやフェアレディZなとのR型デフより工賃は高いです、東名パワードでR型デフの1万円高!1万円高以上に面倒で大変なんです |
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ブルーバード510の前の 311用アルミデフかな? この頃のNISSANのは、ボルトもナットもほとんどがインチなので 整備性最悪!しょうがないけどネ、、 | ||
2024.03.09 お預かり
H165鉄デフfinal 3.9 H165アルミデフfinal
4.3
2022年6月に現在の新店舗に引っ越して来てからメンティナンス依頼が絶えません。ちょっとオーバーな表現ですが整理券を渡し順番待ち状態です。お待たせします よろしくお願い致します |
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