吸・排気系


タコ足&マフラー

当時のTOMEIレース用差し込みタイプをベースにオールステンで製作。
38Φ→60Φだったのを1500cc〜1600ccとして42Φ→60Φで製作!1298ccではちょっと太すぎるかもしれない。価格的にはだいぶ割高となるが、製作&商品設定として、差し込み式+スプリング付きは譲れなかった

排気効率最優先で造られているので、インマニやエンジンマウントブラケットを削ったり、フロアーを叩いたりはレース用としては当たり前!エアコンは付きますか?のような質問はかんべんしてほしい。。。 クラッシックカーレースは直間はダメでサイレンサー付きが義務付けられているのでサイドマフラーも製作してもらった。これはスチールだが、もう1本オールステンでも製作してもらった。




富士を走るTSサニーに付いてなくちゃあいけない?のがインダクションBOX。装着してるかしていないかでジェット番数が変わるので早めに取り付けておこう 一見、6気筒の流用に見えるだろうが310用なのだ。当時どこのチームで売ってたんだっけかナ?昔のパーツはだいぶ売っちゃったけど、このようなパーツならまだ出てくる


アウターベンチュリー43Φはそのままだが角度や細かい箇所を修正。インナーベンチュリーはWEBER旧48Φ用がイイのだが、走行中に1ケ吹っ飛ばしちゃったので、45Φ用を改造して取り付ける だいぶ削ったが・・・もう少しかナ?まぁ・・・今回はこのくらいにしとくか!きりがないからナ。。。


とりあえずバランバランにして・・・
ストレートがOKだとシケインがダメ、シケインがOKだとストレートがダメなのを煮詰めて行くのはキャブ車の永遠のテーマ?完璧にセッティング出来たらノーベル賞もんかナ?
ノーベル賞は受賞出来ないかもしれないが、シェイクダウンのまま5/8に走らせても結果は同じなのでメイク&トライが必要。WEBERはSOLEXと違いいっぱいイジリ代が有るので楽しい?大変?辛い?

富士のシケインのWEBERキャブのバラ付きが『何だ!油面が規定値よりちょっと高いだけだヨ』を期待しての測定!!! 世の中そんな甘いもんでは無く、油面はOKなのでキャブを改造する事にした



WEBER45Φ DCOE 9東名レース用INテークマニホールド

キャブはA型チューンの定番?WEBER45Φを装着
標準アウターベンチュリーは取り払いたい所なのだが、取り除くと段差が出来てしまうので段差を無くすためだけに36Φを43Φに加工して装着。
インナーベンチュリーは旧タイプのWEBER48Φ用を流用。外周円を削り落とした後に研磨する。45Φ用インナーベンチュリーでも中央のアルミカラーを取り除き中央の穴拡大加工で同等の性能は発揮する。
キャブレーターの欠点である、ヘアピンに合わせるとストレートが伸びず、ストレートに合わせるとヘアピンがバラつく症状をクリアーするため、エマルジョンチューブに加工を施し油面とのバランスを取る、エアージェット♯200、メインジェット♯250前後で良いデータが出ている。
キャブレーターはジェット番数を筆頭にこれでOK!この設定がベスト!と言うのは無いだろうから各自で色々メイク&トライを繰り返すと良いだろう。

インテークマニホールドは東名製を使用。形状、キャブへの振動を緩和するインシュレーター、脱着性の良さなど、ベストなマニホールドだと思う。Pitroadではあえてピロターンバックルは使っていない。
ヘッドとの合わせ目の斜面研、スタットボルト位置オフセット、アルゴン溶接ポート形状オフセットも現在の仕様では行ってはいない。
来シーズンは富士スピードウェイでのレースが有るのでインダクションBOXを装着予定。