56Aクロス・オーバーホール
京都府


完成

前回はSPL 1速ギヤとのマッチングがイマイチに感じたのでパスしたが、仮り組みして見たら行けそうなので装着、せっかくのSPL 1速 遊ばせといちゃあもったいないですからネ
念には念を入れ 2nd← →3rdシフトフォークを新品に交換、今回はシフト抜けは許されないでしょうからネ

2速だけ たまぁ〜にシフト抜け
メンティナンス側からすると心当たりがある。56/60型は昭和のミッション、ブレーキの役割を果たすシンクロはサーボシンクロがドラムブレーキでワーナーシンクロがディスクブレーキに相当します。令和&平成車のディスクブレーキは優秀だが昭和の車のディスクブレーキは引きずりを起こして当たり前。シンクロ引きずり現象は許容範囲で〇 or ×を決めてるが この56Aは2速だけ微妙だった。許容範囲内だと言えば許容範囲内だったが もう少しスムーズに回るよう 写真左のようにシム調整でシンクロとコーンを遠ざけ引きずり現象に対処した。1.0mmが結果的に たまぁ〜に2速だけシフト抜けする症状に繋がってしまった。
1度転がしたのでシンクロの当たりも出ただろうから調整シムを外し STDワッシャーに付け替えますので、たまぁ〜に2速シフト抜けする、は 解消すると思います

7月の筑波レース前に、オーバーホール方々サーボシンクロからワーナーシンクロに組み替えた56Aクロスが2速だけ たまぁ〜にシフト抜けするって事でお預かり







ダイシン#80号車スペアミッション
レース前日(7/2)筑波サーキット渡しですが
キチンと箱に入れて納品しないと 親分に・・・(笑)


ミッション綺麗にしたってコンマ1秒速くなる訳じゃああるまいし? の 冷たい視線は年々感じなくなって来てる(笑) Pitroadロゴ入りアルミ削り出しの蓋附きが Pitroadでオーバーホールした証。コレを装着するから 数十年物の 土から掘り起こして来たようなゴミ?を綺麗にしようって気になるし、見えなくなっちゃうミッション内部も 妥協無しに頑張れる。誰がO/Hしたか解らない PitroadでO/Hした証を付けなけりゃあ 私も横着でズルイ普通の人間、まぁイイか?の作業になりますヨ、、、
半世紀を迎える直結5速ミッション、56/60型ミッション専門店Pitroadとは言え完璧と絶対は無い。コレもPitroad仕様にしてくれ、の 今回のteam DAISHIN依頼、100点目指して頑張りましたが・・・89点くらいかな?(笑)


ギヤ比はOpt'クロスと同じと思い込んでたら・・・
1速から4速まで ギヤ比を変えて有るスペシャルだった、、
. 1st 2nd 3rd 4th 5th
SPL クロス 2.724 1.736 1.388 1.132 1.000
Opt'クロス 2.676 1.691 1.398 1.181 1.000
Pitroadクロス 2.173 1.630 1.398 1.181 1.000
. 2.600 2.400 2.200 2.000 1.800 1.600 1.400 1.200 1.000



標準サーボシンクロからワーナーシンクロに変更
シフトフィーリングUPも有るが、ギヤスプライン圧入のコーンが緩んでスライドしちゃってるのを直すのがメイン。サーボはコーンが動いちゃってもシフトは出来るが メンティナンス側は見て見ぬふりは出来ませんからネ。昭和のワーナーシンクロは引きずりを起こさぬようにの微調整に時間を要します。個体差が有り 大丈夫な物も有るが 運が悪いとココの微調整だけでも丸1日以上掛かる事もあります。ベテランメカニックほどワーナーにしたがらないのは この辺が大変だからです
フロントケーストラブルを繰り返さぬよう程度の良いベースを用意しました。フロントケースは4速と5速 互換性有り。コレは平成サニトラ最終後期型のフロントケースでリブが張り出しており剛性が高くPitroadのお気に入り。定期的に このフロントケースを勧めてるんだけど、、、当時からTSやってるオヤジ達は全然人の話聞かないだけならまだしも、今だに小汚ねぇ半世紀前のB110ヌフロントケース持って来て コレを綺麗にしてくれ、だから嫌になっちゃう、自分でやれツーの。まぁ・・・フロントケースも天狗の鼻も 痛い目喰らわなけりゃあ解らねぇわな、、、


OIL切れでギヤ逝っちゃってるのかな? と ケースを割って見た段階では大丈夫そうに見える。どんな症状だったのか ドライバーに聞いてみっか?

お釜のメクラ栓が外れ OILが大量に流出しちゃったと言う珍しいトラブルでお預かり。メクラ栓外れはPitroadは経験無し、半世紀物ですから色々出てきますネ、、、