TS310サニー エンジンルーム


これでエンジン掛かります、だいぶスッキリしたでしょう?
細々した作業の積み重ねですが、ブレーキ配管を車内に移動とワンオフオイルキャッチタンク効果が大です。 第一目標の『ズルイよレース出ないんだもん』にはなったでしょうか?第二目標は、動かして・・・速さですネ、、、
エンジンルームリフレッシュはとりあえず終了。ピロアッパーマウントをアルミ削り出しにしたいし、ステアリングギヤBOXストッパーやブレーキマスターシリンダーストッパーも商品価値の高い製品を作りたいし、やりたい事はまだまだ、これで終わり・完璧はありません。

Pitroadロゴ入りロッカーカバーをカーボンファイバーで製品にしたかったのだが・・・浮き文字Pitroadロゴがド〜しても綺麗にフィットしない。コ〜ユ〜やらなくてもイイ無駄で楽しい遊びは、まぁイイか、にするならノーマルロッカーカバー改で良い訳ですからクオリティーは大切。
今回のエンジンルーム内リフレッシュの主役はもちろんこのPitroadロゴ入りロッカーカバー!ちょっと前なら皆が付けてるTOMEI-1300で十分だったんだけど・・・#11号車の超格好良いオリジナルアルミロッカーカバー見ちゃったのでもうPitroadオリジナルじゃあないと付ける意味無し、速さじゃあ敵わないのでせめて無駄・無意味な玩具自慢ゴッコでは勝ちたい(笑)
販売メインならDATSUNロゴで砂型鋳造製作だろうがPitroadロゴじゃあ大量販売は無理だろうからアルミ角材無垢からの総削り出しで行きます
金に糸目は・・・付けますので旋盤屋さんヨ・ロ・シ・ク m(__)m 待ってろ#11号車!(爆)

エンジンルーム内をよりスッキリさせるためプラグコードを特注製作。
ディスビーレスとイグニッションコイルを車内に移動させたエンジンルーム内スッキリさをさらに生かすためプラグコードを特注製作。プラグコード側を120°コイル側を90°にし全長も正確に測定し長過ぎもせず短か過ぎもせずピッタリに設定。車内レイアウトも配管や配線に当たらぬようにはもちろんですがドライバーの視界に入らぬようにの気配りも忘れていません。
余談ですがエンジンルーム内のカラーレイアウトはEARL'sの青と赤を意識してます。今ではkinokuniサンの企業努力?のお陰でEARL's製品も安く買えるようになりましたが、佐野オジさんの青春時代30〜40年前のEARL'sと言えば高価で憧れのパーツ!今でもEARL'sパーツ付ける時は顔がにこやかになります(笑)

カーボンインダクションBOX取り付け
見た目抜群のカーボンインダクションBOXですが実は・・・ちょっと取り付けが面倒なんだ。当時物初期の短いFRPインダクションBOXなら吸入口から手を入れ簡単に取り付けできるんだけど、これは手を中に入れられないのでちょっと苦戦します。裏板の外耳を2〜3mm削り落とせばハメ易いんだけど削り過ぎると振動で外れ易くなっちゃうので要注意、年がら年中脱着する訳じゃあないからグリル外して手突っ込んで入れるのがベストかな?マァ・・・人より綺麗に格好良くなるには女の化粧と同じく、金、努力を惜しまずってコトで取り付けはちょっと面倒ですが買って下さい、、、自分で書いてて全然説得力ねぇな(笑)
当時のドライバー&メカ コンビのマシーンは全車インダクションBOXは付いてますネ。21世紀チームでもパーツに拘りが有るチームは装着率が高い。ダメよんTSサニーはインダクションBOX付けなくちゃあ。ジャパンラン走ってる子に『インダクションBOXって筑波でも効果あります?』って聞かれたので、『筑波ならインダクションBOXはもちろんフロントスポイラー付いてなくても大丈夫だけどどちらも付いていてこそTSサニーなので付けてるんだヨ』と答えておきました。 商品売るための屁理屈かもしれませんが(笑)

カーボンインダクションBOXカタログ

ステンレスサイドマフラー取り付け。
肉厚が薄いステンパイプを使った軽量タイプのため取り付けはどこの箇所もガッチリ固定はせずステーの上に置いとくだけがタコ足・マフラー屋サンの指定。そうは言われてもオジさんは昔からガッチリ固定して来たしそっちの方が安心なので逆らおうかと思いましたが、タコ足にクラックが入った時ザマ〜見ろって顔されるのも悔しいので言われたように付けておきましょう、頑固と意地っ張りは違うでしょうから(笑)
色々なタコ足・サイドマフラー付けて来たからフロアーは必要以上に凹んでるのでどこを通そうが余裕。当時のTSサニーは関東がフロアーを叩き、関西はフロアーを切ってのサイドマフラー取り付けってイメージが残ってる。私は関東だからって事はないけどフロアー叩き派です。

タコ足・マフラー カタログ

20mmオフセットスペーサー カタログ スチール製フロントカバー カタログ
商品設定したばかりのスチール製フロントカバーに替えます。これで折れる事は無くなりますので不安なくハードなクラッチ操作ができます、Opt'クロスには装着しておきたい1点。

310に直結5速(F5C56A)を搭載する場合、310バンか310乗用車の低グレードに装着されている4速(F4W56L)ミッションメンバーを使いボディーとの間に20mmのスペーサーを入れます。厚でのワッシャーを重ねてもイイんですがTSサニーは見えない所にもお洒落しておきたいですよネ
B110も5速と4速のミッションメンバーは違います。直結5速用メンバーは砂場から針1本探すより大変ですので4速ミッションメンバーにこの20mmスペーサーを入れるのが一般的。
スピードメーターピニオンのメクラ栓はPitroadでO/HしたOpt'クロスのみに付けてるPitroadロゴ入りアルミ削り出しの非売品、これが付いてると価値が上がり、ヤフオク高額落札なるとイイなぁ〜と思ってます(笑)

配線を可能な限り見えなくスッキリさせたいのだがセルモーターへの+とSGセンサーに繋ぐハーネスはド〜してもエンジンルーム内に導かなければならない。ヘッドライト、ウインカー廻りの配線はインナーフェンダー内を這わせ完全に見えなくさせます。ワイパーモーターの配線はブラケットに穴を空けカウルトップBOXの中を通しこちらも見えなく、、、ホントはアレッ?配線付いてないじゃんくらいにしたいのでカプラー捨ててもっと見えなくさせようかな
アマチュア歴30年電気系得意のおっさんにやらせていて技術的に問題はないのだが普通のおっさんにとってはやる必要の無いバカらしい作業続行は精神的に辛そうなので途中からバトンタッチ、出来ないのが普通であり正常な人間。しかしPitroadは普通では無い異常な事をやるお店、普通の人や一般のクルマ屋サンでは精神的に出来ない作業をこなし写真撮影もしてお客さんを楽しませられないとスタッフにはなれません。

・リダクションセルモーター カタログ

こちらのページも中々の人気らしく早く何かやってのリクエストが多いのでご期待に応え今回はラジエターリザーブタンク取付。レギュレーションで装着が義務付けられているから付けるけど当時は付けなくてもかったからちょっと面倒。付いてりゃあイイ部品なので他車流用リザーブタンクを探していたのだがしっくり収まるのが見つからないのでステンレス製をチョイス、中々イイとこに収めたでしょう?ボルト&ナットで止めちゃあ芸が無いのでステーとボディー側に細工を施し差し込みタイプにしました。取り付け・取り外しに工具は不要、片手で簡単に脱着できるようにしてあります。見えないホース取り回しもブラケットを貫通させホースを導いたり、異径ジョイントでホースを繋いだりと一手間二手間掛けてます。
ラジエターリザーブタンクちょっと光り過ぎ、ブラストかけて目立たなくさせます。ここの主役はアルミラジエターとOpt'オイルクーラーコアー、安っぽい脇役を光らせちゃあセンス悪くなっちゃいますよネ。

・アルミラジエーター カタログ

グリル上のアルミ整流板もだいぶ劣化してたので新調。皆と同じくグリル本体を加工せずグリルステー下にアルミ板やカーボンを付けてもよいのだが、これの利点はアルミ板に折り返しをつけてあるのでジェットやプラグ、エンジンやミッション脱着時にはボルトやナットを無造作に置いとけるので作業性抜群。1度便利と楽を味わっちゃうともう元には戻せません。欠点は上部ステーが弱いのでグリル下をタイラップ等でガッチリ固定しておかないとサーキット走行はもちろんストリートでもグリルが外れ吹っ飛んでっちゃいます、大昔何度かファッションじゃあ無く空力効果有るんだなを実感する痛い思いをしました(笑)
エンジン始動まではまだまだですがだいぶ形になってきました。

SGセンサー取付ブラケット作成
配線レイアウトには便利なタイラップ、スパイラルチューブ、他、だが、個人的に使うのはあまり好きじゃあないのでSGセンサーブラケットを製作。その辺に転がってる錆だらけの鉄板からスタートし、折り曲げ、プラスチック部分がちょっとキツ目に入るよう小さな手ヤスリでシコシコ削ってたら丸1日掛かっちゃいました。立派な工作機械の無い貧乏ショップだから時間が掛かるだけなんですが・・・職人の手造りって事にしといて下さい(笑) 4連イグニッションコイルステーも既製品は捨てワンオフ製作、どの角度から見てもステーが見えないよう手間は掛けてます。カウルトップBOXをぶち破りコイルを奥に押し込み笑いをとろうかと企みましたがワイパーリンケージが邪魔し10mmくらいしか入らないので断念。どちらのステーもエンジンルーム内では脇役ですから作るのに手間暇が掛かったからと言って目立たせてはいけません、地味な脇役パーツを名脇役にするのがTS造りの美学?・・・かな?

・クランクピックUPフルkit カタログ

TSサニーに詳しくない人に『予算が足りなくなったからボロいオイルクーラー付けたんだナ・・・』と誤解されぬよう記しておきます。これはOpt'オイルクーラーと言って当時物の貴重品、新品EARL'sオイルクーラーより数倍価値が有るTSサニーのステータス部品。まぁ・・・ビンテージ物は興味ない人から見ればどれもゴミですけどネ(笑) 補修に補修を繰り返し百戦錬磨のオイルクーラーコア、これにダサい?Opt'ゴムホースがセットになっていれば完璧なんですが残念ながら使える物は持ってません、TSサニーは綺麗なステンメッシュホースより汚いじゃあ無く百戦錬磨のOpt'ゴムホースの方が通ウケします。
取り付け方にもヒストリックカーには掟?があり、上記の付け方はダメでホース取り出し口はラジエター側、整備性が悪かろうが取り回しが大変だろうがホースを蛇のようにクネらせながら装着するのがTSサニーの付け方。ハコスカレーシングのオイルクーラーが今風の綺麗で効率の良い装着のし方ではダメで、ダサイ?長〜いゴムホースを使いド〜ンとフロントバンパーの位置当時と同じ形状で取り付けるのが格好良いハコスカレーシング!と説明すれば分かり易いでしょうか?
今までも今回も何とかステンメッシュホースを蛇のようにクネらせ取り付けようと格闘しましたが・・・年代物のポンプとコアのフィッティング取付ネジ部分が悲鳴を上げ、残念ながら?整備性の良い、効率の良い装着方法にしか出来ませんでした。。。

・オイルクーラーkit カタログ

外注依頼していたオイルキャッチタンクが納品されました。
オイルキャッチタンクはエンジンルーム内では脇役なのでバフ仕上げは不要と思いましたが試作第1号なのでとりあえず見栄え良く。レーザー加工でお店のロゴを入れてあげましょうか?と店主としては嬉しいサービス提供を頂きました。Pitroadロゴ入れは大歓迎だが小さく目立たぬようにとリクエスト。小さく白発色でレーザー加工してもらいました、如何でしょうか?
思い描いてたとおりドンピシャ!今回のエンジンルームリフレッシュのコンセプトは可能な限り配線、配管、その他を見えなくスッキリになので、オイルキャッチタンクとしてはちょっと高価でしたがワンオフ製作は譲れませんでした。正にTS310専用!自己満足してます。
ミッションブリーザーホースは写真のように最初から車内に通すつもりでしたが、ものはついでと言っちゃあ何だがブローバイホースも隠そうか検討中、おバカさん過ぎるでしょうか?

スミスタコメーターケーブル、油圧計ホース、油温計ホース、水温計ホースを大手間掛けて少しでも見えないようにします。タコメーターケーブルはこのレイアウトが一番最短距離で曲がりが最小で済み理に叶ってます、ただしペダルブラケットを脱着し削正加工しないとカウルトップBOXにホルソー穴空けが出来ないので既に走っているTS310に加工をわざ々施すのはちょっと精神的に大変、だからやってます、画像見てじゃあ俺もやってみようかなの簡単な作業じゃあ素人に舐められちゃいますからネ(笑)
油圧計ホースと油温計ホースは同じ穴から導き、油圧計ホースはタコメーターケーブルと同じ穴から出し繋ぎますが、油温計ホースはフレームの下を潜らせさらに見えなくさせます。水温計センサーが従来どうりだと2ツのホースを頑張って見えなくした意味が無くなるのでシリンダーヘッド後ろのヒーターコネクター穴にセンサーを繋げケーブルが見えないようにして見ました、初トライですが水温表示が少し変わるかもしれませんネ。

TSサニーは当時からプロが製作したのと素人作りとでは違いが歴然!今もそうですが、今回は当時を上回る、何もそこまでやらなくてもの21世紀バージョンTS310サニー造りを目指してます。

・機械式タコメーターケーブル カタログ

アルミ板でフロントスポイラー整流板の延長を製作して見ました。車両規定には『アンダーパネルは前車軸の中心より前方に取り付ける場合に限り取り付けが許される。』と記載してありますからレギュレーション上ギリギリ セーフでしょう。
まぁ・・・今回のは空力UP狙いと言うより、下から覗いてたら整流板が垂れ下がらないよう止めてる2本のアルミステーが貧弱に見え、こっちの方が丈夫そうだしエンジンルーム内の見栄えが良くなるかな?との思いから変更。そのうちフロントタイヤ ギリギリまでの大型アンダーカバーをカーボンで製作し、私の趣味と楽しみでもある冨士スピードウェイ最高速に効果ある製品を製作して見たいですネ

ブレーキ配管を車内に移しエンジンルーム内をスッキリさせます。社外のブレーキパイプを使い新規製作した方が簡単で早いのは分かっていますが、さも純正のごとくの方が格好良いんじゃあないかとわざ々純正ブレーキパイプを加工し超手間暇掛け格闘してます。
310サニーに詳しくない人がこれが標準と間違えると面白いかな?の自己満足改造です。

・7/8ブレーキマスターシリンダー カタログ

・マスターバックレスアルミアダプター カタログ


今回は“白”→“銀色”にイメージチェンジして見ました、シルバーメタリックじゃあ無くメタリックが入っていない銀色。もう少し暗い銀のが良かったかな?、エンジンルームカラーはあくまでも脇役なのであまり目立ってもネ。。。個人的にはTSサニーは“黒”のイメージがあるので黒が好きなんだけど、装着パーツをデジカメ撮影しカタログ掲載する時バックが明るい色の方が商品が際立つかな?との考えから銀色にして見ました。

310サニーのエンジンルーム内は無数の小さな穴だらけ、性能に影響は無いので当時からこのまま、せいぜい中くらいの穴はテーピングで埋めていたが・・・21世紀になって新規製作して来るTS310サニーはどれも病的?に綺麗過ぎ!展示車両じゃああるまいし何もココまで綺麗に造らなくても、、、と愚痴っていたが、コンマ1秒速くならず、無駄なら無駄なほど格好良いを唄っているピットロードなので負けてられません、小さい々穴を1ケずつ溶接してはパテ埋めし、、、もう飽きた(笑) 溶接&パテ技術がド〜たらコ〜たらの問題じゃあ無く、正常な人間のやる作業じゃあありません。