JCCA CLASSIC CAR FESTIVAL
ENDURANCE TSUKUBA MEETING 2005.10.9


予選はコースイン直前にエンジンが吹けなくなり出走出来ず

予選
予選はTSカップ始まって以来初めてウェット路面でのコースイン
サーキットでの1日を楽しくエンジョイするには好天の方が良いが、ウェットレースは得意と言う事は無いが結構好き。ようやくウェットタイヤの皮むきが出来ると喜んで予選開始を待つ。好調な#23マシーンだったがコースイン直前に突然エンジンが吹けなくなった!!! 心境は、オイ・オイ・オイ・#23号車君もうそんなに虐めないでそろそろ機嫌直してくれヨ!!!って感じ。。。。エンジンは停止しスタッフに押されてパドックに戻り、予選は整列しただけで終わった。。。。。




決勝レース

今回も14台のエントリーがあり、決勝グリッドには13台が着いた

嘆願書を提出し何とか決勝レースは走れるようになったが、#23マシーン不調の原因は分からず終い。。。燃料系、キャブレーターはヤリ尽くしたし・・・。他に手だてが無いので点火系、電気系をリフレッシュし決勝レースに挑む事をメカニックと打ち合わせをした。新品バッテリー、イグニッションコイルを筆頭に色々手探り状態では有るが、スペアパーツとして持っているパーツを片っ端から替えるしか残された時間では他にやりようが無い。フォーメーションラップに出てそのままピットインする自分の姿が脳裏に浮かぶ。。。
決勝レースの時間が迫るにつれ雨は降ったりやんだりだがすでに何組かのレースが行われ路面はウェットか?ドライか?微妙な状態、スリックに交換するチームも出始め、空と路面と睨めっこのチームと様々、当チームを含め直前にはほとんどのチームがスリックに変更したようだ。

スターティンググリッドは前回に続きビリ!出来れば指定席にはしたくないものだ。フォーメーションラップではエンジンは吹け好調だが、前回の10周前後で吹けなくなったように今回も最後まで好調は持続しないだろうナ〜はどうしても脳裏から離れない。
赤ランプ消灯でのクラッチミートは良くなかったが、最後尾スタートなので空いている所を目指してアクセルONするしか無く空いている所は第1コーナーのアウト側!たまに有る事だがアウト側がガラガラなのでそこに飛び込んで行ったら、何と第1コーナーを立ち上がったら7番手!ラッキーな好スタートが切れた。ポールのP310サニーが1台だけブッチキリで行っちゃうんだろうナ〜とレース前に予想していたが、スリックでOKの路面状況だが濡れている箇所が多いので全車慎重なドライビングのせいか周回を重ねてもダンゴ状態でレースは進行。スリッピーな路面とテールツーノーズ&サイドbyサイドには普段有効に生かし切れて無い、Opt'クロス+4.625ファイナルが威力を発揮!アクセルON&OFFに素早く反応してくれるのでオーバーティクには最適!ジィワァーとしかアクセルを開けられないライバルを尻目に次々とポジションupを果たし、レース中盤には3番手まで浮上!、トップ2台はまだ目の前!早くテールツーノーズに持ち込みたい気持ちに焦りが出たのか?第1ヘアピン立ち上がりでクルマが横向き!!!『終わった!!!』と思ったが何とか数秒のタイムロスで復帰!しかし・・・このハーフスピンで3位のポジションを急に失いたくなくなった・・・。普段、順位はド〜でも良くパフォーマンスの方が重要!は本音だが、好リザルトを残せていない今シーズンの結果が一気に弱気なドライビングに変貌してしまったようだ。。。ハーフスピンでのタイムロス分を縮められないままチェッカー!
レース終了時は3位入賞と久々に好調に回ってくれたエンジンに満足だったが、時間が経つにつれトップ争いが出来るマシーン状態をドライビングで失った結果に反省、次回はもう少し格好良いパフォーマンスを発揮しなければ。。。
スタートはアウトから行ったのが功を奏し
第1コーナーを抜けた時は13番手から7番手まで浮上!
レースは各ポジションでバトルが展開!


レース序盤J310サニーとのバトルは長く続いた


1度ハーフスピンで遅れたトップ2台との差を最後まで縮められなかった。。。




最終戦は臼井選手が見事ポールツーフィニッシュを決めた



Driver : SANO
Staff : OhNO
Photo : HIGAKI