VICTORY 50 走行会


2005.9.15

今回はドライビングに集中するためTSカップスタート以来初めてマシーンの仕様変更なしにサーキットに向かった。もちろん前回のレースでリタイヤの原因となった電磁ポンプは2ケとも新品に交換済み。
VICTORY 50走行会は社長みずからクラッシックカーレースに参戦している事もあってクラッシックカーレースに日程を合わせた開催日なので参加しやすい。特に今回の走行時間は12:00〜1:00、15:00〜16:00と間に2時間のインターバルを設けてあるで、レース前のセッティングを行うマシーンにとってはこの上ないスケジュールだろう。#23号車もせっかくのスケジュールを利用しない手はないので、スペアのWEBERキャブレーターを持参し、インターバルの間に交換を行い、同性能を発揮できるよう走行テストする予定だ。


1回目の走行時間帯にコースIN。2〜3周流してから全開走行に入る、マシーンの調子は良い、これなら当面の目標であるA12改1298ccでA14改1507ccのタイムを上回る1分05秒台に突入出来るかナ?って感じ。
昔のTS1300を知っている人はA型レース用エンジンは1298ccでなくてはダメ!の人が多いだろうし、私もその中の1人ではあるのだが、ピストンを含めA12パーツが無い現在ではA14改、A15改で行くしかないのが現実、2005年最終戦はA14改で走りたかったのだが、A12搭載からエンジン以外のパーツにトラブルが続出し満足に走れていないので、せめてA14改のタイムを上回ってからチェンジしようと、この走行会に参加した。
A12改1298ccは好調!第1コーナー→第1ヘアピン→ダンロップコーナー→第2ヘアピンを2速で立ち上がり9000rpmで3速にシフト→3速9000rpmで4速にシフト!一度ドロップした回転も4.625ファイナル威力でアッと言う間に9000rpmに達し5速にシフトアップ!がセオリーなのだが・・・・4速8000rpmで頭打ち・・・。次の周回も、その次の周回も症状は変わらない・・・と言うより少し悪化している感じ。こりゃあジェットじゃあ無いナ・・・とは感じるものの、走行時間帯で出来る事はジェット交換くらいしか出来ないのでピットに用意しておいたA14改用ジェットに交換、まったく異なるジェットブロックとA/J、M/JなのだがフィーリングはOK!しかしストレート後半はダメで症状は最終コーナーからメインストレートまで及んで来た。ちょうど前回のレースと同じ症状になって来た
1回目のタイムは1分8秒台で終了


う〜ん。。。前回リタイヤの原因は電磁ポンプじゃあ無かったか・・・
中古コレクタータンクが原因?フューエルパイプの詰まり?新品だからノントラブルと言う事は無いから新品フューエルポンプが原因?その他?。トラブルは原因が分かれば「な〜んだココだったのか!!」と、ささいな事がほとんどだが究明するまでが大変、帰ってから、新品安全燃料タンクを含め1から原因究明をし直そう
インターバルの間に予定どうりWEBERをスペアに交換。1周全開走行は保てないが、1/2周、1/3周であれば絶好調!第2ヘアピンまでスロー走行して行けばストレートも吹ける。絶対は無いがタンクとキャブの間のどこかでゴミが悪さをしてるんだろう。。。
2回目は1分13秒台と大幅にタイムダウン。
このサーキットレポートで1分6秒台、あわよくば1分5秒台を書いて最終戦TSカップ参加者をドキッとさせたかったのだが、安心させてしまうレポートになってしまった、残念

#23マシーンとは関係ないが、20年ぶりくらいにスズバンの社長とパドックで行き会った。スズバンはTS110、TS310を長く手がけて来たレース屋サン。ゼッケンは80番だったが、マルゼンテクニカカラーのTS110が印象に残る。社長は老けてなく若かったナ〜




Driver : SANO