RESULTS 2004.4.29

行って来ました、初めての筑波クラッシックカーレース!
多くの人に見てもらおうと頑張ってこの日にレストア完成を間に合わせた(23) 310クーペは予想をはるかに上回るギャラリーで常にいっぱい。インターネットで作業進行状況を見てくれていた人や、オールドタイマーに掲載されたレストア前のボデイーを見てくれサーキットで声を掛けてくれた沢山の方、満足な対応が出来ず大変失礼しました、この場をかりてお詫び致します。
さて予選!
数年前のスリックタイヤを引っぱり出して来た、まだサイドにひび割れは来ていないからSタイヤよりはグリップするだろうと甘い考えで装着しコースIN、新品ファイナルギヤを組み込んだデフの慣らしも兼ねゆっくりと蛇行しながら第2ヘアピンに進入した途端クルリとスピンしダートに。。。早くも予選は終わってしまったかと思ったが何とか脱出、通常のウォーミングUP走行が出来るスリックタイヤの状態では無いので他車の邪魔にならぬようゆっくり真っ直ぐにタイヤを温める。4周目くらいから全開走行に入るが、滑るは・曲がらないは・止まらないはでステアリングと格闘!終わってみれば1分11秒588とSタイヤ装着時の3秒落ちと過去最低。
見栄えが良く写真写り抜群のスリックタイヤだが、沢山の観客が見る中、これではレースにならないので泣く々Sタイヤに変更。レース終了後に予定している雑誌社写真撮影&インタビュー時はちょっと面倒だがもう1度スリックタイヤに戻そう。
決勝前のフォーメーションラップでのSタイヤフィーリングは抜群!ケチらず始めから新品スリックタイヤを購入して予選に挑めば良かったと後悔しながら決勝グリッドに着く。
赤ランプ消灯と共にクラッチミート!私のスタートが良かったと言うより前の数台がスタートをミスったようだ。第1コーナーを抜けた時には(80)KP61に続き2番手に浮上、後続もテールツーノーズで着いてくるが私のマシーンも予選とは違い調子イイ。
スタート前からスリックタイヤよりはSタイヤの方がタイヤが温まる前のフィーリングは良い?と勝手に決めつけスリックタイヤ装着の(80)KP61を執拗にアタック!予想どうり2周目の第2ヘアピン立ち上がりで(80)KP61が僅かにスライド!バックストレートで難なく抜き去り待望のトップ!余裕があればあまりエンジン回転を上げず15周目のチェッカーを頭に入れ走行するのだが、予選で06秒前半をマークしている@K61が迫って来るのは解っているので、手を緩めず可能な限り引き離しておこうとA14改1508ccにムチを入れる。@KP61はまだ3〜4番手に埋もれているようで(80)2番手との差は少しずつだが広がっているようだ。
快調にラップを重ねている5〜6周目に突然ミッションがブロー!2速、3速、4速を探すがどこも反応無し!唯一直結の5速であれば駆動可能状態。アッと言う間にトップグループ3台に置き去りにされた。リタイヤするか?それともこのままチェッカーを受けるかを0.1秒の間に@少ない出走台数から又1台が消えるよりは遅くてもコース上にマシーンが残っていた方が・・・、A誰でもビリは嫌だろうから私がリタイヤせずビリの役を買ってでよう・・・、B雑誌社が走行写真撮影をしているはずだから遅い方が撮りやすい???、などとバカな考えを浮かべながら5速ホールドのままチャッカーを受けた。
十数年ぶりかな?56ミッション壊したの。。。これで当分『直結5速(F5C56A)は壊れやすい』と言うオーナーの声を『ミッションが弱いのでは泣くシフトがヘタなのだ』との返答は出来なくなった。

(1),(80),(40),(12),(23)はスリックタイヤ装着。(32),(8),(44)はSタイヤ装着




全てのレースの結果表
筑波サーキットホームページにリンク


予選は失敗したがスタートは良かった 一時はトップを走ったのだが・・・


ミッショントラブルに見舞われ後退したがとりあえず完走


チーフメカのKATOU君
TSレースは昔も今もメカニックが主役
ピットロードの佐野社長
まだまだ若い者には...今回は負けた



KATOUチーフメカファミリー。次世代のチーフメカ決定?



Driver : k.SANO
Staff : t.KATO & family
Staff : y.MIYASHITA
Staff : k.CHIBA