A15-1.6L 新規製作
大阪府


試乗まで漕ぎ着けました
新品OERキャブ、新品WEBERキャブと格闘!
ある程度予想はしてたが 新品OERでこれほど苦労するとは夢にも・・・
中古キャブ装着でキチンと作動確認は出来てるので、新品キャブに問題が
有るのは間違い無いのだが、、、


完成!
ア〜終わった!終わった!の仕事では無く、私の作品です!
もうイイ歳ぶっくらかしてますので、売上向上!作業効率UP!お客様ぜひいらっしゃいませ!は全く無いです(笑) 依頼者と同様、いや!依頼者以上に私が遊んでます。大変々長らくお待たせしました、明日が大雨でなければ送れると思います
梱包総重量 90.40kg−木製パレット 7.15kg=本体 83.25kg
200kgまで計れるセパレートタイプ重量計測定。海外にもエンジンコンプリート発送してます、航空便は マァ・イイか?とは重量オマケしてくれませんので、重量はシビアに計ります
チューナーだからって器用な訳じゃあ無い、コ〜ユ〜のはリフォーム屋になれんじゃあねぇ? ツーくらい器用な 何時もピットロード施設を修繕してもらってる檜垣STAFFにお任せ
材料は買って来てあるのだが、一昨日から台風並みの強風!コンテナ6台は風とは無関係だがテント 7個の補修に追われっぱなし、、、


ARP強化フライホイールボルト
締付けトルク:13.5kg・m ネジ部にネジロック剤を塗って下さい。オイルを塗らないで下さい。が 取り扱い説明
Pitroadは 締め付けトルク:10.0kg・m(標準8〜9kg・m) ネジロック剤は塗らず オイルを塗って付けてる
ベテランTSメカ達の大半は日産純正フライホイールボルト使用。強化<鴻S大好きド素人とは違います、解ってる奴は解ってます
OGURAクラッチ装着完了
うん!格好イイ♪レーシングクラッチって感じだよネ?
#23号車にも付けてる。NISMOクラッチで用は果たしてたが、 お客達がサニトラに付け始めたのに#23Pitroadワークスカーがサニトラより安いの付けてるツー訳にはいかないからナ(笑)

遊びは何でも無駄?なら無駄なほど恰好イイ♪
何してるのか?ツーと・・・
ミッションとドッキングするボルト穴にタップを立て、9割手締め、最後の本締めをメガネレンチで行う整備性UPのため。
TSサニーメカに納品なら解ってるからイチイチ書く必要無いが、やらなくてイイ事ばかりヤリ、コ〜ユ〜地味で大切な事には無関心のプライベーター達は 言わないと気づかないだろうからレポートUP利用しお伝えしておきます
厚さ3mmエンジンプレート取り付け
OGURAクラッチはコレを装着しないとクラッチカバーとフロントケース内側が当たるので装着。
A15は全部標準装着なのかな?スチール製 重量1.7kgもあるので 今までTSサニーに付ける事は無かったが、OGURAクラッチ装着車は付けるしか無い、コレを付けててもお釜の内側がホンノ少し削れてるのをよく見かけます
A15ブロック長204.1 − A12ブロック長189.1=15.0 なのでエンジンを15mm下げればタコ足やマフラーがフロアーと干渉せずドンピシャなのだが、ブラケットを溶接延長してもオイルパンがメンバーに当たってしまうので10mmが限界。個体差が有るから一概に言えないが10mmダウンでタコ足、マフラーはスンナリ付くはず
助手席側ブラケットは穴開け加工だけで済むが、運転席側ブラケットはPitroadロゴ入りアルミ削り出しメクラ栓にモロ当たりしてしまうので要追加工。
このくらい自分でヤレつ〜の大阪の親父!ココまで甘ったれて来るプライベーターは、届いたチューンドA15改1.6Lイジクリ壊すのは目に見えてる、陸送屋の手配しクルマごとPitroadに送る準備しとけヨ(笑)
A型ブローバイパイプは色々な種類があります。バネットA15用は特殊なので、切った・貼った・削正・溶接・塗装 と、仕上がり大した事ありませんが 手間暇 掛かります

バルブタイミング調整完了!
後は、フロントカバー、オイルパン、その他、付ければ完成
もう少しです

チューンドエンジンのポートは光ってた方が格好イイだろう?と 軽く磨いてあります。有料ポート研磨では無くサービスですので『あまり綺麗じゃあ無いジャン?』などと貶さないように(笑)
A型 強化クランクキャップボルト。メタルはNISMO製メインセンターが生廃でセットで揃わないのでKAMEARI A型強化メタルをチョイス
錆だらけ、数十年越しのヘドロOIL付着ゴミA15クランク&クランクキャップを 丸二日掛けてレストア! 依頼者が『もう少し綺麗にならねぇかな?』とでも言おうモンなら 千葉県→大阪まで殴りに行きます(笑)
チューンUP中のA型エンジン
この他にA型ベースエンジンが10基近くあります。昔はL型6気筒と混合でしたが、だいぶ前からA型エンジンのみです


ゴールドメタリック

何をしてるのか?ツーのと、ベースエンジン分解してる時 そこいら中だが 中でもリフターとプッシュロッドが錆付いててピクリとも動かなかったので大ハンマーで思い切りぶっ叩いて抜いたのです
プッシュロッド通路が錆で埋まってるのでロングバーを加工し先端に紙ヤスリ付けて錆を除去しようと試みるが・・・紙ヤスリの前に もう少しワイルドなリューター等での削正加工が必要そう、、、
プッシュロッド通路が埋まるほどの錆除去は A型 半世紀以上やってるが初めて、裏側からも出来るだろう?と決めつけてたが、裏側からはブロックを削らないとロングシャフトは入らない事を知ったので、全部シリンダーヘッド側からの除去になります


新品OILパンも新品Frカバーも とっくに入荷してるのだが・・・
現在 作業進行状況UPしてるA型ベースエンジンが3基とも半端無く程度悪過ぎ!それはそれで仕方の無い事なので 出来る範囲の中で洗浄し組み上げる予定だったが、、、
ベースエンジンは 今となっては程度の良いのは砂漠で針1本見つけるより困難!と言っても決してオーバーじゃあ無い、ストリートチューンは連続高回転で走る事は無いので誤魔化せるが TSサニーはそうは行かず 組み上げたA12-1300ccのシリンダーブロックが原因でオーバーヒートだと 再度ブロックをオーバーホールし直さなければならない。年々極悪ベースA型エンジンが原因でオーバーヒートトラブルの数が増すので対策を進めて来たのが完成しそうなので、この際ストリートチューンとは言え3基まとめてシリンダープロックフルオーバーホールすっか!?と決めたのだが、、、
ココに引っ越して来た1年前に東京電力とNTT東日本にイジメ?を喰らってるので 今回はそうは成らぬよう用意しての申請だったのだが・・・今回も同様に JRがすぐ脇を通っているから・・・とイジメを受け、200V動力が7月中には通電するはずが延期され今に至る、、、じゃあ仕方ない今までのヤリ方で!ツー訳には今更行かないので 待ちついでと言っちゃ失礼だが、待ってくれ!!!
余談だが1年前 NTT東日本に さんざん交渉したが 令和5年の今、アナログ回線しか引いてくれなかったのでネットはWi-Fi アナログ回線導入後 点検に来た係員が口には出さなかったが『オヤジ!今時アナログは無ぇだろう?』って縦度と目をしてた(笑)
国道沿いなので見た目はオカシク無いクルマ屋なのだが、ド田舎で有るがためのイジメに合ってます
2023.06.16
ボーリングとビッグバルブシートカットが仕上がって来ました
フィラーキャップが届いたので写真アップ Pitroadアルミロッカーカバー!
型を作り溶けたアルミを流し込む大量生産鋳造品と違い、アルミ無垢から1ケ々総削り出しのワンオフ品! アクセルワイヤーボルトオン、フィラーキャップ回り止めスプリングを付け、両脇に キャブスロットルレバーリターンスプリングを取り付け 手間いらずの完全ボルトオン状態で納品します!・・・が・・・造って見て解ったのですが、旧車パーツって コ〜ユ〜完璧なのでは無く、仕上がりは肌がイマイチの鋳造品、文字もチョット ボケた鋳出し文字、アクセルワイヤーステーも後付けの とって付けたようなダサイ方がウケる見たいですネ?
要は昔ながらのTOMEI-1300ロッカーカバーがベスト!? TOMEIロッカーカバーはチョッと安い? まぁ・・・今更 手間暇掛かる古風には作り直せない、21世紀バージョンA型アルミロッカーカバーベースで カラーリング、その他をモディファイし楽しんで見て下さい


2023.05.11 内燃機加工外注依頼
亀有A15-1.6Lピストン シリンダーブロックボーリング、亀有38/32Φ−8mmビッグバルブ シートカット
とりあえず分解完了、内燃機加工外注依頼に出します
大阪のオッさん! のんびり のほほん と暮らしてる場合じゃあ無ぇぞ、ヤフオク落札A15、バネットA15だから 新しいから程度良いだろうな?と期待しながら分解始めたら、、、錆だらけだわ、泥だらけだわ、で もう最悪、、、だからと言って 返事は お任せします、だろうからナ、、、
いけネ、気にはしてたんだけど放置期間1ケ月超えちった、、、お客からは急いでませんから、とは言われてるものの、楽しいオモチャ? 早く進めて欲しいよな?とりあえず分解し内燃機加工外注依頼準備


2023.03.11 ベースエンジン到着
A15-1.6L新規製作依頼ありがとうございます。ご依頼前にお伝えしましたように現在 エンジン・ミッション・デフ・その他 の作業依頼が後を絶たず順番待ち状態のため、作業着手→完成 まで数か月(3ケ月じゃあ無理かな?)要します、それでも全然かまわない、との事でしたのでご依頼受け賜わりました、お待たせしますが宜しくお願い致します。

インターネット普及前の昔は地元中心の口コミ依頼がほとんど、今では想像も出来ないでしょうが フェアレディZやハコスカなどのL28改3.0L or 3.1Lチューンがメイン、RSターボ全盛の頃はタービン交換やL6-3Lキャブターボ 何でもやってました、A型サニーより ぜんぜん金に成りましたからネ、この頃のサニトラは5万円で買って来て5万円しか使わない嫌なお客のイメージしか無い(笑) まさか?車両価格もチューニング費用も100万オーバーが当たり前になるなど この頃は夢にも思いませんでした、、、

当時は地元中心でしたから チューニング依頼受けると お客が毎日のように仕事帰りに寄り 作業進行状況を楽しく眺めてました。インターネットがどんどん普及し北は北海道〜南は沖縄まで・・・を通り越し、A型エンジンコンプリートは海外にも輸出してます。
遠方のお客も自分のチューニングメンティナンス見てぇだろうな? と 思い 始めたのがお客様の車ページへのレポートUP。私のヘタクソな作文だがマァマァ? アップしますか?とメールで聞くと 10人に1人くらいしかウン!と言わないからダメなんでしょうネ?(笑) ダメはダメでイイんですが、お客様の車ページにUPしてるのは全体の仕事の約10%。前のお客のが終わったから、次は自分の番だな?と 勘違いせぬよう願います