サニトラのL.S.D.って並歯型と高歯型の二種類が
有るみたいですが、どこがどう違うのですか?
H165型用 L.S.D | ||||
H165B(並歯型) = オフセット30.0、A寸法78.4
H165B(高歯型) = オフセット31.5、A寸法80.9
並歯型と高歯型L.S.D.の違いは上記2点の寸法違いとなります。
取り付けには関係ありませんがデフケースLHの形状が多少異なります。
上記写真は並歯型になります。
L.S.D.がデフキャリアに組み込まれている状態で
中古で購入する場合はどこで見分けるんですか?
写真では文字が確認できないかと思いますが
チョークで白く塗って有る部分に“W”の刻印の有るデフキャリアが高歯型です
したがて組み込まれているL.S.D.は高歯型と言う事になります。
L.S.D.がデフキャリアに組み込まれている状態であれば
並歯型のL.S.D.が付いていようが高歯型のL.S.D.が付いていようが
どんな年式のサニトラにでも取り付け可能と理解して宜しいんでしょうか?
H165B 並歯型 | H165B 高歯型 |
上記写真の状態であれば、L.S.D.が並歯型でも高歯型でも
A12エンジン搭載サニトラ全車にボルトオンで取付可能です。
私のサニトラは平成1年式で、デフキャリアには“W”刻印の高歯型が付いています
↑前の写真のH165 並歯型L.S.D.をボルトオンで取り付け、しばらくしてギヤが壊れた場合
外しておいた高歯型ノーマルデフに並歯型L.S.D.は移植出来ない訳ですね?
そうです
並歯型デフキャリアに組み込めるのは並歯型L.S.D.のみ
高歯型デフキャリヤに組み込めるのは高歯型L.S.D.のみ
ですので移植は出来ません。
一応、上記コメントがセオリーですが
並歯型L.S.D. → 高歯型デフキャリア = リングギヤ背面
2.5mm 面削
高歯型L.S.D. → 並歯型デフキャリア = リングギヤ間に2.5mmスペーサー
の加工、改造も可能です。
出来れば加工代の掛からないドンピシャがベストですけどネ