4/10 富士ジャンボリー
#23号車メンティナンスレポート


ジャパンラン−1
Nostalgic Speedの取材を受けての写真撮影中、予定外のアポなし取材。何時ものTSカップ車両と一緒に並んでたらどのマシンも綺麗で派手だから目立たなかったと思いますが、車検・ナンバー付き車両がほとんどを占めるジャパンランの所に並べてたから目立って取材対象になったんでしょうね?沢山の人に見てもらいたい#23デモカーなので取材大歓迎、ラッキー♪ 私1人じゃあ恥ずかしいので 1日だけのTSドライバー森山君を呼び2ショット、本に載せてくれれば良い記念になるね
ジャパンラン−1 無事完走。レースやってるんだから走行会を走らせるくらいは簡単、楽チンに見えるでしょうが、ココまでのプロセスをご覧の通りどちらも一緒。初心者は1周でも多く周回したいだろうから返って里山選手が乗る時より気を使っちゃいます、やる事は同じですけどネ。
ストレートで#23走行を見守ってると、里山選手が『12秒台で走ってますけどどこかオカシイんですか?』と心配し様子見に来た、『今 8秒台に入ったからちゃんと4気筒爆発してんだろ?』、『ボンネットちょっと浮いてません?』、『分かった、次のストレート通過の時よく確認して見るヨ』、TS走らせてる時は何時も心配・心配・心配・長くやってればやってるほど、ベテランになればなるほど心配のボルテージは上がるモンなのです、チェッカーフラック受けホッと胸を撫で下ろすのは走行会もTSカップも一緒、今日に至るまでのメンティナンスUPがTS走らせる舞台裏です。
TSを楽しむ表舞台の様子はお客様のブログでご覧下さい






TSカップ

今回はジャパンラン−1 30分1本走行のみ、時間に余裕が有るのでお客様への挨拶廻りして来ます。TSカップスタートから早10年を超えTSサニーは全車お客様。レーシングパーツに完全、完璧、絶対は無くクレームの固まりを売っているようなもの。普通のショップじゃあ売る事は出来ても、怖くて五月蠅いTSチューナーのフォローは無理、いっぱい言いたい事有るだろうTSチューナー達を目の前にパドックに平然と居られるのは私くらいと自負してる。TS界の挨拶廻りってのは、舐められぬよう威嚇しに行くって事です(笑)
TOMEIの若きA型チューナーGO君が居たので、カムと圧縮比と点火タイミングのバランスをレクチャーしてもらった。親子ほど年の差が有り、TSサニーは私の方が:経験豊富だが#84の方が速いから、レースに年功序列は無い。ドライバーが正美サンだからと謙遜してるがマシンが良くなければどんな上手なドライバーが乗ってもダメですからネ。頭の回転の遅い佐野オヤジに丁寧に教えてくれてありがとう。これとは逆に、今時の若いモンはと昔話を自慢げに語りウルセぇノウガキ垂れてた方が似合うのは分かってるつもりだが、もう少し勉強し、もう少しTSサニー続けたいのでまたご教授下さい。
今、富士スピードウェイ レストランに展示して有る#16カフェトレドトリイサニーのオーナー志村氏とTSカップ観戦してたら、まだ小さい倅さんに煙草のポイ捨てを指摘され叱られちゃいました(爆) 現役メカ続けて行くなら、羨ましがられるTSレース続けて行くなら若人にはもちろん、子供にも後ろ指さされないようにしないと、、、
次の筑波戦のポスター、#23号車が大きく写ってるのでわざわざ先渡ししてくれました。ウ・レ・シ・イ・・・じゃあ無く、出ろヨ!って事なんでしょうネ?次もジャパンラン?(笑)







TSやってる人からするとタカガ走行会でしょうが、たぶん?ジャパンランにはジャパンランの世界が有り、皆 命賭けてやってるんでしょうネ?掛けるお金とレベルは違えどコンマ1秒でも速く走りたいのはどちらも同じ。ちょっと反則だがウェイト2個外し18kgの軽量化、もう1個のウェイトと消火器も外しちゃえばトータル30kgの軽量が出来るのだが、TSサニーの形が崩れちゃいますからこの辺で止めときます、整列してる時に多くの人に見てもらうのも大事なお仕事ですから。

せっかく軽くしてもガソリン満タンでコースINさせちゃあ何の意味も無くなっちゃう、走行時間30分、過去の周回数を確認しピッタリのガスを入れプロっぽいトコを見せます。注入口ど真ん中のスポンジを丸く切り取り、プラスチックに刻みを入れただけの原始的な手作りゲージですが正確です。どこかに置き忘れる事も有るでしょうから、リヤゲート押さえ棒にもマーキングしてあります、上下とも。1人で全てを行う走行会ドライバーと違い、複数のスタッフでメンティナンスを行うのでアナログは必要不可欠と思ってる。

今回のレンタルドライバーは、走行会 低レベルの中で遊んで来たから、このような事前のメンティナンスより、当日 サーキットで私がワサワサと忙しく動き回ってた方が、一生懸命メンティナンスしてくれてると勘違いし喜びそうだが、、、

ジャパンランには贅沢過ぎるフレッシュスリック
天気予報は晴れ。レインは無さそうですから本チャン用を装着

富士入り準備完了
あまり羨ましがられないトレーラーですが超便利。スリックタイヤを履いたままフロントスポイラーを外さず積み降ろし可能。セーフティーローダーだと別にサービスカーが必要ですが、1人でマシン回送と大量の荷物の運搬ができガソリン代と高速道路代が節約できます。一番はセーフティーローダーを借りに行くのと返しに行かなくて済むのが超楽チン♪ でも 皆 ローダーですから コ〜は成りたくねぇ“姿”なんでしょうネ(笑) インフィニティーの格好良過ぎるトランポで回送してもらうのが夢なんですが、お高いでしょうから一生無理そう(笑)

今回はジャパンランですのでスペアパーツを持って行く必要はありませんが何時も通りサービスカーに夜逃げするんじゃあねぇか?くらい積んで行きます。何でも揃っている訳では御座いません、お役に立てない場合もありますが、A型サニーパーツで困った時はお声掛けください。

前から替えたかったリヤブレーキローター交換
完全に鉄屑と化してましたがクラックは入っておらず使用に問題は無く見えなくなっちゃうので先送りして来ました。これで人前でパッド交換できます
フロントはアルミローターベルのレーシング仕様。軽いだけで無くローターの造りもリヤの安物とは別物。何でもそうですが残念ながら安くて良い物はありませんよネ。臨時収入でも有ったらリヤもレーシングローターにしたいです。

エンジン始動、何時でもコースインOK
パーツ移植しなくて済む完全なエンジン2基所有。3基にして販売しながらのローテーションが理想。ロッカーカバーも移植なしにしたいですね

カムはタイムUP、優勝を目指すならあまり取っ替えひっ替えしない方が良いだろうが、パーツ販売元なのでこの辺は割り切って走る度に色々なカムを試すようにしてる、走行回数が少ないのが悩みの種。国内もですがココの所海外からPitroadカム購入が増加中、国内は素材カムが納品されるまで入金は待ってくれと言ってますが、外人には事情を英語でウマク伝えられないので2ケ月待ちと伝え受注し振り込んでもらってる。当時 熱膨張がド〜たらコ〜たらの風評被害?でイマイチ普及しなかったアルミプッシュロッドですが年々使ってくれるチューナーが増えてます、USA製ですので円安の影響大ですが頑張って価格押さえてます。軽くて耐久性有りに加え、アルミ無垢ならではの細さはノーマルプッシュロッド派のチューナーにも受け入れられると思います、10000rpm回しても大丈夫です、まだ使って無い方はぜひ1度お試し下さい、優れものです。

使い込んだA12-1303ccからフレッシュA12-1298ccに載せ替えるべくオーバーホール中。A12フルカウンタークランク弁償は辛いでしょうからWPCクランク投入、H-Beamコンロッドは一生ボルト交換不要?のPitroad製。ピストンはちょっとお高いがレーシーな76.85φ。リテーナーはチタン、ピットロードチューンは全てカタログ掲載商品で組み上げています。ん?シリンダーブロック砂落としは時代遅れ?クランクやクランクキャップ光らせるのは素人のヤル事?何言ってんだTSオヤジ連中、若い頃コ〜するとイイんだと信じ込み一生懸命磨いてただろ?お前ぇ達の青春時代を思い出させてやってるの、佐野!そ〜じゃあねぇだろ、と、パソコン画面に向かい偉そうにノウガキたれんなヨ(爆)

本番用スリック到着
真っさらの新品スリックではありませんが新品同様、#27号車オーナーが工面してくれました。富士ジャンボリーに間に合わなくてもかまいませんからとお伝えしてたのですが翌日到着。4/10 #23号車に履かせて走らせろ!って事なんでしょうね?嬉しい事です。TSカップ参戦時にはちゃんと自腹で新品を買い、恩を仇で返しに行きます(笑) その時は胸を貸して下さい、今回はありがとうございました。
IDIブレーキパッド フロント28.000円、リヤ25.000円、#28雨宮選手と同じってのが格好イイだろ? 間違ってもド素人効き味ノウガキ語るんじゃあねぇぞ、分かってるよな?今 装着してるブレーキパッドのまま、使い込んだ中古スリックでコースINさせても何の問題も無いが、走行会とはレベル違いのTSサニー世界を覗いて見たいからの#23号車レンタルだろうから、いっぱい本物を味わさせてあげます
エンジンもフレッシュエンジンに積み替え、ジャパンラン ブッチギリのトップタイムを目指します! ん?ヤリ過ぎか?お客さん、メンティナンス もう少し手加減してやろうか(笑)

3/24 富士スピードウェイ ウェット
天気予報が外れ雨、雨の量は大した事は無いが濃霧で視界最悪。走行させてくれないんじゃあない?の心配は 走行会の時間帯までに視界は徐々に回復されましたが、雨の量は変わらず最後までワイパー作動させての走行。TSもどきサニーでの富士走行経験は有るものの本物TSサニーでの富士走行は初、ドライ路面 スリックタイヤで走らせてあげたかった。同じ走行会を走る車両は平成の最新カーばかり、どれも速そう。ブッチギリのビリになっても泣くなヨと送り出し、富士ピット内のモニターを見てると、あり?25台中 7番手、ウェット路面のタイム見ても速いんだか遅いんだか分からないが、とりあえず泣きながら帰らず済みそう(笑)
里山選手は悪天候にもかかわらず当時のマイナーツーリングドライバー大津選手と来てくれました、まつおかサニーでの活躍を記憶してるTSファンは多いでしょう。オヤジ同士の昔話も楽しいTSサニー活動の一端。走行会終了後に1枠乗ってもらう予定でしたが、今日の路面でチェック走行しても意味が無いので里山ドライブは中止。調子良く?無難に終えた?チョッピリ残念な富士の1日、コ〜ユ〜運の悪さがセットアップの遅れに繋がるんだけど、
しょうがない自然には勝てませんから

デフファイナル交換
ドライバーの慣らしがメインで富士を走らせるのでファイナルは3.9でも4.1どちらでも良かったのですが、里山選手が来れると言うので急きょニスフェスを走った3.9から4.1に変更。お客さんが1時間の走行会を終えた後、NS-4枠で20分走れるのでフィーリングチェック。千葉の田舎から丸1日掛かりの富士出張での一石二鳥は効率抜群。
お客さんも里山選手がタイムアタックする#23マシンと同じセッティングで乗れ気分イイんじゃないですか?ちょっと恥ずかしいか? 里山レクチャーはサービスしときます(笑)

エンジン始動、ブレーキOK、何時でもコースインOK
新品ブレーキローターが間に合わなかったが本番は新品です

そろそろTSサニーの定番、スミスクロノメトリックタコメーター スパイ針付きを知らないTSファンも増えて来てるでしょうからチョコっと説明。昔のエフワンに装着されていた、空吹かしの時変な動きで上昇して行くタコメーター、電気式では無くケーブルで駆動する機械式。白い針がメインで赤い針は最高回転数の所で止まります。10000rpm回したら10000rpmの所に赤い針が止まったままになりますので、ドライバーが『僕 そんなに回してません』とウソが言えないスパイ針。
今回乗るのは初心者。スパイ針が10000rpmを超えてたらエンジンブローしなくても、パドック引きずり回しの刑にし 富士に置き去りです(笑)

当時、タコメーター、ギヤBOX、ケーブルの3点で15万くらい?タコメーターにしては激高だがTSサニーのステータスパーツ!と思ってるのは関東だけ?関西勢はコダワリはなさそう。私はコレ付いてないとTSサニー遊び出来ない

そろそろJCCAからエントリーリストがUPされるころ
あれ?#23号車エントリーして無いジャンと言われる前に・・・今回はジャパンランに参加です(笑)

反則? 卑怯? TSサニーの格を下げる? 色々なご意見を頂きましたが走らせます。
ジャパンランですがカッティングシート貼り替え、お客さんにTSサニードライバーに成りきってもらいましょう

3/24(木) 富士を走らせるのでミッション搭載しエンジン始動させます。ミッションはPitroadクロスレシオスパーギヤに富士用2.1スーパーローを組み込んであります。通常2速で立ち上がる最終セクションを、富士スペシャル1速で駆け上ります。予選のようなクリアラップで走れるなら2速でもイイのですが、前に後ろに右に左にマシンが居る決勝レース、ほんの一瞬アクセルを戻さざるを得ない状況時に2.1スーパーローはより効果を発揮します。スパーギヤが奏でる高周波音と共にPitroadレーシングクロスをお楽しみください。

4/10富士ジャンボリー、#23号車レンタルが決まったのでメンティナンス開始。気になるであろうドライバーはプロでも 当時のサニー使いでも無いTSサニー初心者。誰か?は秘密 は大袈裟だが当日まで非公開。ジャンボリー当日までUPする 私の毒舌ハチャメチャレポートに、プロ、セミプロドライバーなら精神的に耐えられるだろうが、初心者は恥ずかしいだろうの気づかい。などと優しい心は私は持ち合わせていない、せっかく捕えたカモを途中で逃がしたくないだけです(笑)
とりあえずロッカーカバーとオイルパンは剥ぐったが気のりしない。慣れない財布の厚さと重さが気のりしない要因そうなので、久々にイカガワシイ所に行って軽くして来ます

4月の富士にウチの#23娘をエスコートしたいとの有り難いオファーを頂きました。まだ確定ではありませんがエスコートしてもらえるよう、エステに通わせ厚化粧で待機。
#23娘は里山君が好きなので昨年の筑波に続き一緒に富士に向かいたがってましたが、4月の富士は#51フィアンセと一緒でしょうから今回は里山君とのデートは諦め新たなボーイフレンドからのお誘いを待ちましょう。
#23娘は今年で37才、トウも立って来ましたのでお声掛け頂ける内が花、甘やかし育てたのですぐグズり動かなくなりますが(笑) 子離れできない佐野パパが付きっきりで面倒見ますので ぜひ富士に誘ってやって下さい m(_ _)m