JCCA CLASSIC CAR FESTIVAL
ENDURANCE TSUKUBA MEETING 2015.10.25

#23号車のTSカップ参戦は1年6ケ月ぶり、筑波戦は2010年以来ですので5年ぶり。#51ドライバーは昨年の筑波最終戦以来1年ぶりのTSカップ。
約2年ぶりにピットロードメンティナンス再開のサマンサチーム。今回の筑波戦がタッグ復活初戦の予定だったがチームの方針でレース活動再開は来シーズンに持ち越し。チームの方針ともかく参戦準備を進めて来たピットロードとしては筑波戦を走らせたい。完走すればニスフェスに招待され富士を走れる可能性も出て来る、1戦、1回でも多く走らせ来シーズンに結び付けたいのが私の目論見。#51が見送りなら、#23号車に来シーズン用エンジンを搭載、里山選手にドライブさせテスト方々筑波戦参加企画をサマンサチームに提出、快くサポートを引き受けてくれ今回の参戦となりました。


レース前日 土曜日のチェック走行。パドックでの佐野、里山コンビはTSカップエントラント達にとって珍しくも無い当たり前の光景に写るのだろうが、やってる2人は数年のブランクを埋めようとマシンセットUPに四苦八苦、1分5秒が切れない、お先真っ暗でレース当日を迎える



車検
ウェイト10kg積みガス20L搭載でこの車重、軽量アルミデフに交換したから もう8kgくらいウェイト積んどかないとヤバイかな? 全部のウェイト取っ払って車重670kgくらい? 確か?TS110からTS310に移行した時のレギュレーションが4点式ロールバーで650kgだったと記憶してるから、当時のTS310よりは軽いだろ?TSオヤジは何はともあれ軽くてウェイト積んでるのがTSサニー。デブとブスは嫌いです(笑)

予選
あれっ?あんなに遅かったのに何で3秒台に入れたの?が率直な気持。前日の遅さはスリックの賞味期限切れが一番の原因だった。連続参戦していれば中古スリックもフレッシュなので前日もう少しセットUPが進められたはず、その他、ブランクによる貴重な走行枠を無駄に費やしてしまった反省が沢山。予選終了前に#23マシンがストップ。3.5気筒になっちった、あれぇ〜壊れちゃったのかな?OILと水が混ざりコーヒー牛乳色、1番プラグだけ異常が見られヘッドガスケット抜け症状だが、TSカップスタート以来ヘッドガスケット抜けは1度も無い、ヘッドガスケット抜けなら交換が楽で助かるのだが、トラブルは何時もそうあって欲しいの逆。1番シリンダーブロックに小さな小さなクラックが入りウォータージャケットと貫通。一応言い訳しときますがブロックのクラックは防ぎようの無いトラブル、運が悪かっただけで私のミスではありません。レポートは言い訳を書く場所でも有ります、同じエンジントラブルでもコンロッド君コンニチワとブロッククラックは私にとっては大違いなのでレポートを利用して言い訳しときます。スペアエンジンは持って来てあるがカムが付いてない中途半端なスペア。エンジン交換だけなら設備の無いココでも2時間もあれば十分だが、ココで2基バラし組み上げエンジン始動だと間に合うか分からない。今回は諦めて次に頑張ろうが普通だろうが、私がスポンサーだったら諦めてリタイヤする奴に次戦のサポートする気は起きない。何としてもスターティンググリッドに着けるぞ で作業スタート!猫の手も借りたいと思ってたら猫1匹見っけー♪加藤ネコ(笑)
決勝レース コースIN 15分前に何とか間に合った。飯も食わず約5時間ぶっ通しの作業、ん?飯は喰ったな(笑) ドライバーがありがとうございましたと言いそうになったので、お礼はいらない、お前のためにやってるんじゃあ無い、自分のためにやってる、この状況下の後でも遠慮して走んじゃあねぇぞ、遅いなら遅い、遠慮せず正直なコメント伝えろヨ、じゃあねぇと#23マシン速く出来ねぇからナ、と言って送り出しお仕事完了。ちょっぴり格好イイだろ(笑)


決勝
3番手にポジションUPしオープニングラップを通過、里山選手のスタート直後の速さはサンデードライバー達とは一味違うので想定内。でもマシンポテンシャルはトップグループ数台には及ばないので着いて行けないだろうな?と見てたら、#27クラタチューンの前を走れてる、トップ争いの#9モチズキチューン、#28ウエタケチューンにも離されずに着いて行けてる、後ろは#55キクチチューン、予想外の速さにチョッピリ嬉しい。周回を重ねるたびに#23マフラーからの煙の量が増えてるのが気になるが無事チェッカー。レース後に分かった事だが#27号車のフロントガラスが#23のオイルでベッタリ、押さえて走れていたのでは無くOILでブロックし #23自らも自分のOILに乗り滑っていたようだ。

ピットロードにとっては予想を遥かに上回る上出来のレースだった。しかし 世間が見る目はたかが3位、ピットロードチューン、チームサマンサも落ちぶれたもんだと見られるのがレース。それだけ一時期の#51サマンササニー連戦連勝の快進撃はインパクトが強かったのだろうが・・・今となればたった4シーズンだけの昔話、セカンドグループ落ちから早5年。#51の表彰台は2012年筑波最終戦以来3年ぶり、筑波1分3秒台は更に2008年までさかのぼる7年ぶりの快挙?だったのだ
筑波戦はようやく元に戻りトップグループ入りへのスタートラインに立てた。富士戦も周りが速くなり追いつけなくなったのでは無く、自己ベストからズルズルと後退の自滅を繰り返して来ただけ。仕切り直し 来シーズン挑みたいと思ってる

リザルト


レース後 ドライバーやオーナー達とのコミニケーションは楽しいレースの一端。フォーミラーニッポンまで上り詰めた#27羽根プロや、元GTドライバー#28雨宮選手とのマシン談義は楽しいだけで無くコメントに重みがある。コメントに重さが全く無く軽すぎるのが#9晃一(爆)、お前よぅ 何でもかんでもアッケラカンとしゃべんなヨ、私の方が隣りにお前ぇのウルセエ父ちゃん居ねぇか見回しちゃうじゃあねぇか、パパの方は佐野よりはウルサクねぇヨって言ってるだろうな?(笑)  里山選手、3位トロフィー持って返るの凄い勢いで拒否してたなぁ〜・・・誰にとは言えないが3位だと拷問に合うからナ(爆) しゃあねぇ私が持ち帰り身代わりになるか。
パドックで行き会うTSサニーオーナー1人々との会話がマシンセットアップと同じくらい楽しい。