JCCA CLASSIC CAR FESTIVAL
ENDURANCE TSUKUBA MEETING 2007.10.14

予選
今回は珍しくマシーンの仕様変更は無い。商売上レースレポートをUPするためTSカップ参戦を続けていると言っても過言では無いので色々笑わせる事をやりたいのだが、搭載しているエンジンは7月のレースに1回使用しただけなのでさすがに降ろして分解するには早過ぎる。仕様は愛を込めた磨いた(笑)鏡面ノーマルコンロッド+77Φ鋳造ピストンなので当時物に拘るオーナー達には嫌われる1303cc。
昔は鍛造ピストン+チタコンが当たり前だったから、あえて鋳造ピストンを使う人もいなければ話題にも上がらなかったが鋳造ピストンでも性能的にはマァマァでしょう?筑波なら♯23私はまだだが♯6お客さんは練習で3秒台まで持ってってる。でも・・・長〜い長〜い富士のストレートを5速9000rpmオーバーでの使用はちょっと怖い、逝っちゃうと全損だもんネ。。。ようやく鍛造76.85ΦピストンとH断面クロモリコンロッドを商品アイテムに加えられたから来シーズンはもちろん投入します。ちょっと劣っている富士でのタイムもニューパーツで大幅に短縮したいと思ってる。
予選はとりあえず前回走ったままのジェットセッティングで義務集回数をクリアーし、ピットインして“冒険”ジェットに替えて見る予定

コースインして様子を見るが特に不具合は無く好調。前には速い♯9スターレットが先行し付かず離れずの状態なので結構良いタイムで走っているんだろ〜な〜と思いながら、作動しないP-LAPUをガチャガチャといじくり回しているうちに数周を無駄にしてしまったかな?ようやく作動したP-LAPUを見ると 7秒台の表示!『えっ!エー!!マ・マズイ!!』全開モードに切り替えヒッチャキに走るが無情にもP-LAP表示は6秒台、あわててピットインし用意してあったSPLジェットに替えるが、時すでに遅しでピットイン中にチェッカー!濃い目に振ったジェットセッティングは試せずまま予選終了




決勝レース
後方グリッドなんだろ〜な〜・・・と諦めていた予選だったが、ラッキー?にもほとんどのマシーンが自己ベストを下回るタイムに留まってくれたため7番手。決して良いポジションでは無いが全車タイムが接近しているのでセッティングが良い方に向かえば十分レースになりそう。
無難なセットで行くか?それともバラついて走れないかもしれないSPLセッティングで行くか?迷ったが、前回、連続リタイヤは嫌なので無難なセットと無難な走りで不完全燃焼で終わっているし最終戦なので思い切って試していない濃い目のジェットセッティングでグリッドに着いた。
レースはポール♯28サニーの好スタートで火蓋を切る。私は1台抜き1台に抜かれたのでポジションキープのまま。案の定第1ヘアピンでのバラ付きが酷い、反面ストレートは絶好調!ヘアピンのバラ付きを何とか誤魔化し好調なストレートスピードで次々と前車をパス!前回完走しているので今回はリタイヤでもイイヤ!と気も楽なので各ギヤともメーいっぱい引っ張りタコメーターの針は%#"&$"rpm!タイムも自己ベストを上回る4秒台を連発しついにトップ2台に追いついた。追いついたはイイがヘアピンで離されストレートで追いつくの繰り返し。LAP10 とうとう第1コーナー飛び込みで♯81スズバンサニーとサイドbyサイドまで接近!『行けそう!』 この周の第1ヘアピンはそれほど離されてい無い、第2ヘアピンを上手く立ち上がればバックストレートで並べるはず。前回TOPスピード最速だったのでウチのクルマはストレートは速い!と自分勝手に錯覚してます(笑)。車速を伸ばす問題の第2ヘアピン!自分では慎重に行ったつもりだったが・・・右足に力が入り過ぎたようでクルマは横向き・・・何とかスピンは免れたもののトップから3.3秒の大差をつけられたままチェッカー!最終戦は終わった。。。
レースに禁句の“タラ”“レバ”だが、抜けないまでもテールツーノーズでチェッカーを受けたかった。。。でも・・・良い方に考えればノントラブルでゴール!来シーズンに繋がるレースだったと言う事にしておこう(笑)
来シーズンもレース活動続行予定です、参加者の皆さん、観客の皆さん、2008年シーズンもよろしくお願い致します。
久々の表彰台なので
シャンパンがウマク抜けなかった(笑)
延々と続くテールツーノーズバトルを制し
今期2勝目を上げた♯44神崎サニー

No.9、22、5 は、2007筑波サーキット一般競技規則 第15条 4.(2)違反(走路外走行)により、競技結果に30秒加算とした。




Driver k.SANO
STAFF n.KATORI
STAFF k.KATORI
STAFF h.TAKAHASHI
STAFF y.NAKAMURA
STAFF ?.TAYAMA
photographer h.HIGAKI