JCCA CLASSIC CAR FESTIVAL
TSUKUBA MEETING SUMMER 2006.7.17

第2戦 筑波は12台がエントリー
ニューエンジンで参戦するつもりだったが、今回のレースに照準を合わせたお客さんのマシーンメンティナンス増加とパーツ販売好調の忙しさを言い訳にニューエンジン製作は横着してしまった、と言うより販売してしまったと言うのがホントの所
♯23マシーンに施したモディファイは富士用ファイナル→筑波用4.625ファイナルへの変更とブレーキマスターバックの取り外し。
朝から降り続く雨は止まず完全ウェットで予選スタート!マシーンをウェービングさせタイヤを温めると同時にブレーキマスターバックレスのダイレクトブレーキ感触を久々に確かめながら少しずつペースアップ。マシーンは好調だがちょっとオーバークール気味、雨は降っているものの気温、湿度とも高いのでラジエター&オイルクーラーは塞がない方が良いだろうの判断が裏目、油温は80度がやっとだし水温も65度以上上がらない、オーバーヒートもよろしく無いがオーバークールもチューンドエンジンには大敵、オーバークールのせいか?ストレートの伸びもイマイチなので9000rpmシフトに押さえて走行。周回を重ねる度にダイレクトブレーキにも慣れて来たがまだ々ブレーキタッチが気になる、もう少し慣れればやはりこちらの方がリズミカルにドライビング出来そうな感じ、ついでと言っては何だがブレーキバランサーが付いているのでガチャガチャといじくり廻し違いが分かるか試してみたが・・・全然分からん(笑)私が鈍感なのか?大して効果が無いのかが分かるのはもう少し先になりそう
絶好調とまでは行かないが好調で終えた予選は1分15秒623で3番手。今の自分のドライビング&マシーンポテンシャルだと、今回参加者の中でトップに立つには1.7秒不足が予選結果として示された。決勝レースまでにマシーン戦闘力をUPさせるのはラジエーターとオイルクーラーにガムテープを貼るくらいしか出来ない。後はドライビングで1.7秒の大差をド〜にかするしかないが、コンマ1秒の短縮とスピン&クラッシュ リスクのどちらを取るか?と聞かれたら、迷わず板金代は払いたく無い!と答える私なのでちょっと難しいかな?とりあえず頑張ってみよう




決勝レース
赤ランプ消灯がスタート合図。Fクラスのスタートを見ていたら消灯が異常に早かったのでTSカップクラスもきっと早いだろうとタイミングを合わせスタートは大成功!前の2台をパスし第1コーナーに飛び込むが、アウト側からもっと好スタートを決めた♯9 KP61がトップ!♯17サニーとサイドbyサイド!私がイン側なので無理々寄せれば前には出れるだろうが1.7秒差の相手を押さえてもしょうがないので先に行ってもらう。♯81サニーにも第1ヘアピンでインを空け先行して頂き4番手までドロップし、とりあえずスタートの一瞬のパフォーマンスは完了!
決してお人好しのレース展開のつもりは無く、予選で好タイムをマークしている2台のサニーがスタートから先行してしまってはただ離されるだけだろうが、私より予選タイムが遅い♯9 KP61が2台のサニーをブロックしてくれれば、しばらくは私も付いて行けるだろう?が私のズル賢い自分勝手な物語。しかし自分勝手な台本はすぐに崩れ去り♯9 KP61が速い!2台のサニーをブロックするどころか引き離す勢いだ。
私の方はガムテープオーバークール対策が効いたのか?予選よりエンジンは好調だが、周回を重ねる毎にトップ3からジリッジリッと離される、後続も離れて行くので単独4位走行。このような時他のドライバーが何を考えて走るかは知らないが、私はレースレポートに何て言い訳書こうかナ〜・・ばかり(笑)。テールツーノーズ&サイドbyサイドバトルや後方からの追い上げならドラマになるが単独4位走行のレースレポートを書くのはちょっと難しい。通常はモチベーションが下がるポジションだが、沢山の観客&お客さんが見ている前でダラけた走りをする訳には行かない。何とかコンマ数秒でもタイムを削り、何とかトップと同じ視界に見える範囲で走ろうと、バックストレートでは9500rpmまで引っ張り、各コーナーも懸命にドライブ!結果は4位のままでのゴールだったが1周1.7秒の大差を0.7秒まで短縮。次戦までに0.7秒ど〜にかしなくちゃあ・・・。急にドライビングが上手になる事はあり得ないから商売ばかりに専念せず少しはmyマシーンに貢ぐか・・・
再車検場にマシーンを乗り入れると、3位みたいだヨ!と言われ???。どうも?♯17サニーがチェッカーフラッグを2度受けてしまい失格になったらしい。。。レースは最後まで何が起きるか分からない!がやって来て、ラッキーなタナボタ総合3位・クラス2位が転がりこんで来た
♯23サニー トップを走る♯9スターレット





1970年代のフレッシュマン、今はただのオヤジ組がTS-1クラス1→2




photographer k.KATORI
STAFF n.KATORI
STAFF h.TAKAHASHI
Driver k.SANO