Conrod full flow processing


コンロッド フルフロー加工

1本 価格 6.000(税別) 

加工内容
PBBブッシュ入りフルフロー加工、オイル穴追加、曲り点検修正込み。

依頼時はピストンピンと、コンロッド本体はキャップ、ボルト、ナット付、メタルは外して送って下さい

コンロッドブッシュ入りフルフロー加工中芯 1本 6.000円 オイル穴追加、曲り点検修正込み
コンロッドブッシュ入りフルフロー加工偏芯 1本 9.500円        〃
コンロッド大端部機械軽量加工 1本 5.000円 .
コンロッド小端部サイド研磨 1本 3.000円 .
コンロッド軽量バランス取り 1本 10.000円 .
コンロッドタフトライド加工 1本 5.000円 .
コンロッドWPC加工 1本 5.200円 耐磨耗、金属疲労対策





クロモリコンロッドが安価で入手出来るようになった21世紀の現代、ノーマルコンロッド軽量バランス取り加工を行う事は無くなったが、懐かしのチューニング解説を消滅させるのはもったいなく寂しいので永久保存版として掲載しました。
コンロッドは標準品を使用するが、最高回転数の上昇、出力の増加に伴い小端部およびセクションからの破損が発生しており、つぎのような加工を実施する。@ボルト座およびナット座の背部の鋭角部分をなくす程度に面取りをする。Aまた集中応力をさけるため、鋳造表面部を鏡面仕上げする。このとき削りすぎないよう注意。B重量調整はコンロッド小端部、大端部それぞれに各気筒で1g以内、全重量で2g以内に調整する。その際、削り取り箇所は大端、小端の肉部分だけとし、ロッド部分(H断面部分)とボルト穴付近の肉を削ることは絶対さけること。なお、ピストン、ピストン・ピン、コンロッドの合計で各気筒の重量バラツキは1g以内とする。
1974年3月
日産自動車(株)広報部宣伝第4課
標準品コンロッドは強度的にも軽くすることはたいへん危険だ。バランスを合わすことと、集中応力をなくすように表面をきれいに鏡面仕上げする。各コンロッドのバランスは全体の重量だけではなく、大端部、小端部ともバランスを1g以内の誤差におさえるように合わせる。
1972年3月1日
東名自動車